水の都サンクト・ペテルブルグ、そして…
先日、「ロシア物語 13日間」のツアーより帰国致しました。このツアーは首都・モスクワから始まり、素朴な田園風景の中に多くの世界遺産を残す古都スズタリ、島全体が景観保存区に指定されているキジー島、そしてこれからご紹介するサンクト・ペテルブルグと、ロシアの見所をぎっしり詰め込んだ、ロシア堪能コースです。今回は言わずと知れた、ロシアの主要都市サンクト・ペテルブルグを改めてご紹介致します。
多くの運河が街を流れる、水の都サンクト・ペテルブルグ。1703年、かのピョートル1世によって建設されたこの街は、比較的新しい街ながら、ロマノフ王朝の盛衰、社会主義革命の舞台として、深い歴史を刻んでおり、皇帝や貴族の宮殿・エルミタージュ美術館・ロシア正教の寺院などなど、大変見所の多い街です。ヨーロッパで最も美しい街の一つに数えられるだけあって、街全体がさながら観光地のようで、晴れた日には運河と噴水がきらきらと光り、ただ街を歩くだけでも贅沢な時間を過ごすことができます。
ロシアでは新婚カップルが結婚式の後、「名所」と言われるところに記念撮影に繰り出します。そんなふたりに対し、周囲の人々は「ゴーリカ、ゴーリカ(苦い、苦い→だから甘くしてくれ~)」と言ってキスを促す習慣があります。これらはどの都市でも見られる光景ですが、名所の多いサンクト・ペテルブルグでは特に!週末にもなると至るところで新婚カップルに出くわし、わたしたちの旅に花を添えてくれます。
ロシアはこれから花嫁さんに代わり、黄葉が街を彩り始め、一番美しいと言われる季節へ突入します。ただでさえ美しいこの街がさらに色づいたら…
秋のロシア、オススメです!
担当添乗員 弥永
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