2007年9月 7日 (金)

月夜の野外オペラと優雅な音楽祭(イタリア・オーストリア)」

Salzburg 先日「ザルツブルグ音楽祭とヴェローナ野外オペラ11日間」の添乗より戻りました。ヴェローナでは古代円形劇場にてオペラ「椿姫」を、オーストリアではザルツブルグ音楽祭にてオペラ「フィガロの結婚」とウィーンフィルのコンサートを鑑賞し、ドニゼッティの生まれ故郷のベルガモを訪ね、ラルフ・ベナツキー作のオペレッタ「白馬亭にて」の舞台となったホテルレストランにもご案内しました。音楽好きのお客様には魅力的な内容でしょう。また、ザルツブルグのホテルは旧市街に位置する、由緒あるラディソンSASアルト・シュタットに3連泊。

自由時間には気が赴くままに出かけられます。コンサートの後はゆっくりとザルツブルグの空気に揺られながらホテルに戻るのです。 さて、ヴェローナでは野外オペラということで、建物では感じられない独特のオペラを楽しむ事ができました。ひんやりした空気の中での観劇も格別です!

Salzburg_concert_2 そして、当ツアー最後のコンサートとなったのが、指揮者にダニエル・バレンボイムを迎えるウィンフィルコンサート。20世紀に活躍したルーマニア・ハンガリー出身の作曲家による作品が奏でられました。それまでざわついていた会場も、ダニエル・バレンボイムが指揮棒を取ると一瞬にして空気が変わりました。約2時間(休憩約30分)と短い時間ではありましたが、演奏が終わると会場はスタンディング・オベーション。「ブラボー」の声が止まりません。感動覚めやらぬ状態で会場を後にしました。観劇の後の楽しみといえばこれ、「私はここに感動した!」や「ここが面白い演奏だった!」など会話に花が咲きました。 その後も会場の雰囲気を忘れられないまま、カフェやレストランに行き余韻を楽しみました。その日は生憎の雨でしたが、そのぶん街はしっとりしていて、余韻を引き伸ばしてくれているようでした。あるお客様はお部屋にて窓を見ながら余韻を楽しんでいたそうです。

コンサートもさることながら、今回はお天気にも恵まれヨーロッパアルプスのすばらしい雄姿を見ることもできました。トレントやベルガモなど、ツアーでは訪れる事の少ないイタリア北部の古都や、サウンド・オブ・ミュージックやモーツアルトゆかりの地なども、ゆったりとした日程の中でお楽しみ頂けたようです。 来年度ザルツブルグではカラヤン生誕100周年を祝い盛大な音楽祭が行われる予定です。世界で一番盛り上がる夏のザルツブルグ音楽祭へ、ぜひ足を運んでください!

(瀬川)

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