2007年9月26日 (水)

ヨルダンで浮かんでみる

Damascus_cafe 「薔薇色のペトラと、巨大遺跡パルミラを訪ねる旅 9日間」より帰国しました。
今回はイスラム教のビッグイベント、ラマダン期間中の旅行となりましたが、我々旅行客には特に大した影響もなく、いつもどおりに観光し、殆どの食事でビールも飲むことができました。もちろん、現地の人々は昼間は断食していましたが・・・ この「断食」は、神様への信仰心を表すために、日が昇ってから沈むまで何も食べてはいけない、飲んでもいけない、というイスラム教徒の年に1度、1ヵ月間続けられる習慣です。

日本人には馴染みのない習慣ですが、パルミラのアラブ城へ夕陽を見学に行った際には、日が沈むと共にその日のラマダンが明けたことを知らせるアザーンが町中に響き渡り、物売りの少年たちが喜んだり、現地ガイドさんが水を飲みに行ったり・・・ そんなちょっとした光景が少し感動的であったり微笑ましかったりしました。

Dead_sea2_2 さて、このツアーでは数々の有名な古代遺跡を訪れますが、その合間にはリゾート・死海で浮遊体験をする時間もあります。行ったことのない方でも、死海=浮かぶ というイメージはお持ちでしょうが、実際に浮かんでみると、「あ、本当に浮いた!」という小さな感嘆を漏らすでしょう。普通に仰向けで浮いてみたり、新聞や雑誌を持って浮かんでみては体勢を崩したり、手で掻いて向きを変えてカメラ目線になってみたり・・・文字で書くととても地味なのですが、この地味な動作がとても楽しいのです。

Dead_sea_2 また、ヨルダン側の死海には、足元の砂を掘れば美容に良い泥が無限に埋まっていますから、浮遊に飽きたら今度は全身に泥を塗って肌がすべすべになるのを楽しみます。泥を塗らなくても、水分に含まれるミネラルも美容グッズになっているほどですから、ただ海に入るだけでも、肌がすべすべになった気がする・・・そんな素敵な体験ができてしまいます。特に女性には必見の場所ですよね。
是非、一度体験なさってみてください。

(飯岡)

ヨルダンのツアーはこちらから

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