ロシアの素朴な町、スズタリにて
私たちが今回宿泊したホテルのすぐ裏手には、澄んだ川が流れ、さらに10~15分も歩いて行くと、中世に建てられた修道院に辿り着きます。翌日のスズタリ市内の観光でも訪れたその修道院は、ある一定の時刻になると鐘楼から鐘の音が響き渡ります。鐘を鳴らすのは世界鐘つきコンクールでグランプリを手にした程の演奏者で、たったひとりで19個もの鐘を操ります。静かな町に響き渡るその素晴らしい鐘の音は、私たちをなんとも清々しい気分にさせてくれました。 素朴なスズタリの町を彩っていたのが赤いナナカマドの実でした。こちらのナナカマドは日本のものと違い甘みがあり、お酒としても楽しむことが出来ます。また、スズタリはきゅうりの名産地でもあり、かのピョートル大帝もこちらのきゅうりを好んで食べたと言います。道端でバケツに入れて売られているきゅうりのピクルスは絶品!たかがきゅうり・されどきゅうり、試してみる価値大です。
ロシアに行かれる方は是非、スズタリまで足を延ばしてみてください。この地域が加わることで、また違ったロシアを感じて頂けることでしょう。
(弥永)
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