2007年9月14日 (金)

イエメン男性の誇り・ジャンビーア

ジャンビーアダンス 先日「イエメン摩天楼紀行 10日間」のツアーより帰国しました。 イエメンは敬虔なイスラム国で、町を歩く女性は皆黒いベールを頭からすっぽり被り、イスラムの国に来たんだなあと思う瞬間です。男性もまた伝統的な衣装を身に纏っています。腰に布を巻き、背広を着て、そして腰に巻いたベルトにはジャンビーアと呼ばれる三日月型の刀を一人前の男性である証として差しているのです。このジャンビーアを片手に踊るジャンビーアダンスというのがあります。

ツアーでもジャンビーアダンスご覧頂く機会があるのですが、首都サナア近郊のワディ・ダハール一帯を見渡せる岩山の上に到着すると、すでに結婚式の新郎とお祝いに集まった男性達の一団がおりました。イエメンでは結婚式は男女別々に行われます。結婚式に集まった男性達は輪を作り、腰に差してあったジャンビーア片手に持ち、太鼓の音に合わせ軽快なステップを踏み始めました。そのうち新郎も加わり、踊りは続きます。結婚式の一団の踊りが一段落したところで、今度は私たちのグループのために踊ってくれる人々のジャンビーアダンスが始まりました。さっきまでは見ているだけでしたが、踊っている人たちがどんどん私たちを一緒に踊ろうと招き入れ、さらには私たちの乗っている四駆の陽気なドライバーさん達も加わり、輪はどんどん大きくなっていきました。ジャンビーアを持っていなくても、ステップの踏み方がよく分からなくても関係ありません。イエメンの伝統的ダンスを一緒に楽しんでしまいました。

ジャンビーアに挑戦する子供 ツアー中にかわいいジャンビーアダンスも見ることができました。ロックパレスが聳える岩山の麓では、小さな男の子がまわりの大人に囃し立てられ、ジャンビーアダンスを踊り出したのです。大人と同じように腰布を巻き、頭にはターバン、片手にはジャンビー アを振りかざして一生懸命。なんともかわいらしくて、皆様写真を撮ったりしばらく見入ったりしていました。そのうち男の子は飽きてしまって、ふてくされていましたけど・・・。 日干し煉瓦の街並みとをジャンビーアを付けた男性と黒いベールに包まれた女性の姿が醸し出す独特の雰囲気はイエメンの魅力の一つです。ジャンビーアはお土産に買っていく方もいますが、外国人観光客の私たちが腰に差して歩いても構わないそうです。イエメンでは古い街並みの散策も素敵ですが、ジャンビーアダンスも是非一緒に楽しんでみて下さい。

(武石)

イエメンのツアーはこちらから

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