結婚の季節(キルギス)
今の季節は綿摘みの季節。ウズベキスタンやトルクメニスタンでは国を代表する産業の綿花業。両国では綿花を摘むためにアラル海の砂漠のほうから出稼ぎに来る人もいっぱいいます。ずっとずっと続く綿花畑にその間で綿花をつむ人々。そして所々にある白い綿花の山。この時期ならではの雄大な景色です。
しかしながら、この広い綿花畑には大量の水が必要です。乾いた大地に水を引くべく、アフガニスタンの山から流れてくるアムダリア川にはカラクル運河が作られ、水を使うためアラル海まで水がいかないという問題が発生してます。そんなことを思うと、改めて水の大切さを感じます。
また、もうすぐ始まるラマダンの前にということで、色々なところで結婚式ラッシュ。特に、キルギスのアイシャ・ビビ廟ではキルギス版ロミオとジュリエットのヒロインの廟ということでたくさんのカップルが愛を誓い合っていました。花嫁さんの美しい白いドレスもさることながら、周りの人々もとても幸せそう。キルギスやカザフスタンでは結婚式ではカメラマン付のようです。国によって結婚式の事情も異なるようで、なかなか興味深い風景を楽しむことができました。
遺跡の観光も十分に楽しいですが、その季節ならではの風景を楽しみながら、人々の暮らしを見ることのできる刺激的な中央アジアを是非訪れてみてください!
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