2007年10月24日 (水)

古都サフランボルを訪ねるトルコの旅

Safranbol この度「トルコ自然・歴史遺産と古都サフランボルを訪ねる12日間」より帰国しました。このツアーはトルコの西側をバスで周遊します。アンカラ、サフランボル、カッパドキア、スルタンハーヌ、コンヤ、パムッカレ、シリンジェ、エフェソス、イズミール、ペルガモン、トロイ、チャナッカレ、ブルサ、イスタンブールと訪れました。総走行距離は約2500kmです。バスの移動中は、ガイドさんの話や、トルコの大自然を堪能することができます。トルコに到着してからというもの、毎日がハイライトの観光でしたが、その中でも特に印象的だった観光地の1つはツアーのタイトルにもなっている「サフランボル」です。

このサフランボルは町そのものがユネスコの世界遺産に登録されていて、町並みが美しい所です。サフランボルに到着してから、まず町全体を見渡せる「フドゥルルックの丘」へ行きました。丘からはサフランボルの町を一望することができ、赤レンガの古民家の数々が眼前に広がります。一見、ヨーロッパの旧市街を思わせる町並みですが、家々の間にはモスクも存在し、トルコという国がイスラム教の信者ムスリムが多い国だと改めて実感しました。その日は、アラスタバザールと呼ばれる地元の人が買い物をするバザールを周り、古民家を改造した大変趣のあるホテルに宿泊しました。町そのものが世界遺産であるサフランボルでの一夜はとても貴重な思い出です。

毎日がハイライトのトルコの旅はまだまだ続きます。サフランボルを出発し、次に訪れたのはカッパドキア地方です。ギョレメや地下都市カイマクルに、キノコのような岩を見ることができるゼルベの谷に岩の要塞ウチヒサール。カッパドキアの観光も大変見応えがあります。又、ローズバレーで見る夕陽は本当に綺麗の一言。私も含め、ご一緒させて頂いた皆様、夕焼け色に染まるローズバレーで思い思いの時間を穏やかに過ごされていました。大自然の作り出した偉大な風景には只息をのむばかりでした。
その後、隊商宿が残るスルタンハーヌ、今回のトルコのツアーで最も宗教色が強いとされるコンヤを訪れた後にパムッカレを訪れました。
パムッカレでは、ヒエラポリスと石灰棚を訪れました。温泉が湧くパムッカレは昔から保養地として有名で、皆様、裸足になって足湯体験。足湯が気持ちいいのに加えて、朝日が水面にキラキラ反射して、とても気持ちの良い朝でした。

そして、ギリシア風の古い街並みの小村シリンジェを訪れ、トルコ最大の古代ローマ遺跡エフェソスの観光と旅の内容が衰えることは決してありません。
エーゲ海に近づき、バスの外の風景もいつの間にか海になりました。海の向こう側にはギリシアの島々がみえます。イズミール・チャナッカレ・ブルサと港町を訪れ、ツアーは、いよいよ旅の終点イスタンブールへ。アジア大陸とヨーロッパ大陸を結ぶボスポラス大橋を渡る頃、夕焼けが大変綺麗でした。トプカプ宮殿、ブルーモスク、アヤソフィアは大地に聳えます。そのあまりの美しさに感動の一言でした。
是非、皆様もご自分の目でそして体でトルコを感じてみてはいかがでしょうか。

(高山勝也)

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