2007年11月20日 (火)

南半球のフラワーショー(ニュージーランド)

Mount_cook 先日、『ニュージーランド周遊とパノラマ鉄道の旅』から帰国いたしました。
通常、13日間で北島と南島を回るこのコースですが、今回はプラス1日。オークランドで催されている花の祭典・エラズリーフラワーショーをご案内するため、一日長い14日間でご案内させていただきました。

さてこう書きますと、そもそもエラズリーフラワーショーとはなんぞや??と思われた方も多いはず。“フラワーショー”というのだから、フラワーショー。はい、お花の祭典です。さぞ沢山のお花が展示されているのだろうと、おそらく誰もが思うでしょう。ですが...残念ながら(?)一般的に言うフラワーショーとはちょっと違うんです。フラワーショーというよりは大きな大きな園芸展。しかも、“国際”園芸展でございます。

もともと、このエラズリーショーは、1994年にオークランドのロータリークラブのメンバーの方々がイギリスのチェルシーのフラワーショーを真似て開催したチャリティーイベント。当初はエラズリーと呼ばれる街にある競馬場を借りて園芸展を開いておりましたが、年々その規模が大きくなり、98年に現在行われているオークランドのマヌカウ市の植物園で開催されるようになりました。毎年、国内外から7万人以上の人が訪れ、13年目にして70万ニュージーランドドル(日本円にしておよそ6,700万円以上)のチャリティー金を集めております。

Japanese_beauty 会場の中はどうなっているかと申しますと、5.5ヘクタールある植物園がファッショナブルなガーデンと様々な花たち、そして数々の園芸品でうめつくされております(食品関係もまた多し)。ファッショナブルなガーデンと書いても、非常にイメージがわかないかと思いますが、イメージ的には高級ホテルの中庭なんかをイメージして頂くと分りやすいかもしれません。正に人工的に造られた庭。でも魅了されるのは、完璧なまでに整っているからかもしれません。ひとつひとつの庭がアート。ブラジル、リオのカーニバルに参加する人たちは1年をカーニバルのために過ごすといわれますが、このエラズリーフラワーショーに“庭”を出展する人たち(アーティスト)は、きっと、1年をこのために過ごしているのでしょう。繊細で、美しい庭の数々です。また、今年は、生け花の展示場も興味深いものがありました。假屋崎省吾もびっくり(?)のモダンな生け花がどどどんと展示されてあります。“繊細な美”というよりは、大胆で奇抜な美。日本ではあまり見ないような花も多く使われておりましたし、花であしらった着物美人の姿も興味深いものでした。

オランダのような“フラワーショー”を期待してやってくるとがっかりするかもしれません。ですが、“園芸展”と思って来場すれば必ずお楽しみいただけること間違いなし!1年に一度の南半球最大の花の祭典。是非来年足を運んでください♪もちろん、この花の祭典を逃しても、野生の“フラワーショー”が皆様の目を楽しませてくれることでしょう。

(尾形美絵)

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