2007年12月20日 (木)

人間はトウモロコシから?

先日「中米7ヵ国大縦断」の添乗に行って参りました。北アメリカ大陸と南アメリカ大陸を結ぶ地峡部分が中米と呼ばれる地域です。この地域を北から南に向かってベリーズ・グアテマラ・ホンジュラス・エルサルバドル・ニカラグア・コスタリカ及びパナマの順でカリブ海と太平洋に挟まれた中米地峡を占めています。中米の小さな国々を飛行機で飛ぶのではなく、バスで縦断することにより国ごとの人々の生活の雰囲気、そして時には色鮮やかな民族衣装に身を包んだインディオと呼ばれる原住民の人々に出会えることもあります。 Tikal

中米諸国の主食はトウモロコシです。これはマヤの時代も同じで当時から栽培され、欠かすことのできないものでした。まさにトウモロコシ無しでは語ることのできない文明です。マヤの創世神話の中では人間はトウモロコシから造られたことになっています。マヤ遺跡より発見された石碑にはトウモロコシの神様も描かれています。私達に馴染みのあるトウモロコシと言えば黄色ですが、この地域では黄色のほかに、白、赤、黒があります。この4色はマヤ人の宇宙観の中で大切な東西南北の色と一致しています。
マヤ文明にトウモロコシが存在したことを証明するものの一つとして、エルサルバドルの「ホヤ・デ・セレン」遺跡があります。ここは7世紀の火山の噴火によって一瞬にして7mもの火山灰に埋もれてしまった農村です。火山灰のおかげですばらしい保存状態のまま発掘され、そこから当時のつつましい農民の生活が明らかになってきました。その中から石化したトウモロコシも発見されました。面白いのはこのトウモロコシが見つかった壷の中から2匹のねずみも一緒に発見されました。
乾季に入りベストシーズンを迎えた中米諸国。スペインや英国の支配から独立を成し遂げ、独自の文化を築き上げていった7ヵ国それぞれをお楽しみ下さい。
(添乗員:古澤 綾子)

中米のツアーはこちらQuligua

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