2007年12月14日 (金)

住まいあれこれ、チュニジア・リビア

シェニニ/チュニジア  先日「チュニジア・リビア物語16日間」の添乗より戻りました。地中海は夏の暑い季節を終え、日本人にとっても過ごしやすい観光シーズンがやってきました。
 今回は、ほぼ毎日快晴。珍しい事にリビアはガダメス近郊の砂丘にて日没を待っていると、風が吹き雨が降ってきました。激しい雨ではなかったのですが、予想外だったもので非常に驚いてしまいました。砂漠にだって雨はふるんです!その後、雲の切れ間から黄金色に輝く太陽が顔を出してくれました。
 さて、海、山、丘陵、緑、そして砂漠。 ガダメス/リビア
 北アフリカはドライブしていると一日でこれらの自然を見る事ができます。実に自然豊かな国々です。
  日中暑い地域では、外壁を白く塗り光を反射させます。代表的な町はシディ・ブ・サイードやハマメット等の沿岸部の町に多いです。お天気が良いと、青い海と空に白い家がとても映え、絵になる雰囲気。そういった町を歩いていると気付くのは、男性がカフェや道端にたまり世間話に花をさかせているところです。宗教や習慣のため、カフェに女性は姿を現さず、特にリビアでは女性を見かけることすら稀なのです。

 シディブサイド/チュニジア砂岩の丘陵地帯が広がるチュニジア南部へ行くと、また変わった建物があります。洞窟住居といって、穴を掘って広い円形の広場を作り、広場を囲むように部屋をさらに掘る。支配を恐れこの地に逃れてきたベルベル人の住居でした。車のバッテリーでテレビを見て、食べ物を入れた壺があったり、石臼で麦を引いたり・・・もちろん、近代的な生活を求めて都市へと移住する若者も多いそうです。
 こういった洞窟住居のほか、要塞化された集合住居や集合倉庫があります。今では住めなくなったので空家となり、観光客が訪れ珍しい住居を見て周ります。旧村シェニニには岩にへばりつくように建物が造られ、一部は岩を奥へ奥へと掘って寝室、キッチンとして使用していました。72歳のベルベル人女性が住んでいる家を訪れるました。近代的な家にも移る機会があったそうですが、住み慣れた家が良いと新村シェニニにて働くお嬢さんと住んでいました。 マトマタ/チュニジア
 リビアのガダメス・メディナは無人のメディナです。家々が隣り合って寄り添うように建てられています。ここも夏の冷却、冬の保温、砂塵より守られる仕組みになっています。しかし内部は外観のシンプルさと異なり、赤を貴重としたデコレーションで飾られ、窓の少ないせいか、光物をたくさん飾り反射させて中はキラキラしています。又、女性は家族以外の男性に姿を見せないようにするため、天井を渡り歩き出掛けていたそうです!宗教や環境に適応した珍しい文化に出会えました。
 日本のような環境では想像もつかない、様々な住居には驚かされます。環境に適応し、歴史的に侵略が多かった北アフリカで外敵から守る為に生み出された住居の多様性は異文化を知るのにとても興味深いものでした。

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