2007年12月18日 (火)

世界中の人々に愛され続けるドイツのクリスマス

エアフルトの町並み 先日『ライプツィヒ 聖トーマス教会で聴くクリスマスコンサートとドレスデン、ニュルンベルクのクリスマス 10日間』のツアーより帰国致しました。今ドイツはどの街もクリスマス一色!街にはクリスマスマーケットがたち、所狭しとお菓子や木工芸品を扱う屋台が軒を連ねています。年に1回やってくる移動遊園に子供達も大はしゃぎ。夕方16時くらいから辺りはだんだん暗くなり始め、やがて煌びやかにライトアップされたマーケットとなると、広場の中心にそびえる主役とも言えるクリスマスツリーも一際存在感を増します。それぞれ個性的に飾り付けられた屋台も人で溢れ、昼とはまた違った趣となります。

クリスマスマーケットが開催される11月後半から、ドイツはもうすっかり冬です。クリスマスマーケットは街の中心にある広場で開催される事が多いので、寒さの中、白い息を吐きながら屋台巡りをすることになります。そこで登場するのが、ドイツのクリスマスマーケットに欠かせない飲み物、『グリューワイン』です。これは赤ワインにオレンジピールやシナモン、クローブなどの香辛料、砂糖やシロップを加えて温めたホットワインで、至る所でグリューワインを飲みながら談笑している人たちを見かけます。子供や、アルコールが苦手な人の為に『キンダーパンチ』というアルコール抜きのものもあります。寒空の下、温かいグリューワインのマグカップを両手で持ちながら飲むと、身体の芯からポカポカしてきます。各町ごとにオリジナルのグリューワインマグカップがあり、さらに毎年デザインが違います。形も普通のマグカップだけでなく、ガラス製の透明マグカップがあったり、長靴型のがあったり。色んな街のクリスマスマーケットを巡って、それぞれの街のマグカップを集めるのも、クリスマスマーケットの楽しみの一つです。
クリスマスの本場ドイツへ来年は是非足を運んでみて下さい!きっと素敵なクリスマスプレゼントになるハズです!

(添乗員 村上 大嗣)

ドイツへのツアーはこちら

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