2008年2月18日 (月)

世界の果てで待つものは?? (アルゼンチン・チリ)

 Paine この度、「南米のスイス、バリローチェとパタゴニア物語 15日間」の添乗より帰国いたしました。パタゴニアとは南米大陸の果て、南緯40度以南のアルゼンチンとチリの2ヵ国にまたがる地方のことです。アンデス山脈の隆起により形成された美しい山々を眺めながらのハイキング、どこまでも黄金色に輝くステップ(大平原)の風景、そして目の前に迫る大氷河!などがパタゴニアの見所です。

Patagonia_lagogrey 天気に恵まれた今回のツアーで特に心に残ったのが、チリ側パタゴニアにあるパイネ国立公園のハイキングです。“パイネの塔”と呼ばれる手の指を立てたような形の峰や、“パイネの角”という白黒2つの地層に分かれたプリンのような峰、そして巨大な氷河を頂いたパイネグランデ峰。氷河湖に囲まれたそれらのユニークな山々が作り出す絶景を見ながら、終日大自然を堪能いたしました。

パイネのハイキングは起伏も少なく、普段あまり山歩きをされない方でも安心してお楽しみ頂けます。午前中のコースはパイネグランデ峰を望む展望台へのハイキング。歩き始めて10分ほど進むと、ノルデンフェールド湖の端から氷河の雪解け水が轟々と音をたて激しい滝となってペオエ湖に流れ落ちるサルト・グランデが現れます。そこから川上に進むと踊るような川の流れにダイナミックな山々の景色が飛び込んできます。その後展望ポイントまで1時間強パイネグランデに近づいて歩いていくのですが、夏の盛りのこの時期はパイネグランデの頂を覆う厚い氷河がゴゴゴゴ・・・・と雷のような鈍く響く音とともに崩れ落ちていくのが見えるのです。

午後はグレイ湖の湖畔の砂砂利を歩くコース。氷河が削り取ったモレーンがグレイ湖の水の中を中州のように渡り、湖畔の半島に架かる橋のような珍しい地形を作っています。その橋を渡って歩けば、遠方にグレイ氷河、そしてその流氷が湖に漂っている風景が見えてきます。何万年という時を経て形成された氷河の、その時のかけらが神秘的な深い青色を湛えているのがとても印象に残りました。

南米の奥深くに一体何があるのかと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこにはアンデスの山々と風がつくりだした、瑞々しく美しい景色が広がっているのです。パイネ国立公園は大自然パタゴニアの魅力の一つに過ぎません。世界の果てにはかつての冒険者達も魅了した驚くほど素晴らしい体験が皆様をお待ちしています。

(佐賀宏子)

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