2008年2月26日 (火)

地球の反対で感じる大自然(アルゼンチン・チリ)

Pan_american_highway 先日、「最果ての街ウシュアイアとパタゴニア大自然紀行 11日間」の添乗より戻ってまいりました。
さて、パタゴニアという地域ですが、どこの国?とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、パタゴニアはアルゼンチンとチリに跨る、南緯40度以南の地方のことです。

パタゴニアの魅力は、一言でいうと、壮大なる大自然です。今回の旅行の目的は、大自然を満喫して、更には世界最果ての街ウシュアイアを訪れること。天候にも恵まれ、氷河の崩落も見え、チャルテンでのハイキングでは「煙を吐く山」の意味を持ち、いつも雲がかかってしまうフィッツロイも、この度は雲ひとつない天気で全貌を見ることができました!
そして、いよいよ世界の最果てへ!アルゼンチンの首都ブエノスアイレスから直線距離にして約3000km!所変われば気候も変わり、ウシュアイアは世界の最果てに似つかわしく、まさに雪の世界!と思いきや、ポカポカと暖かい気候で我々を迎えてくれました。しかしながら、このウシュアイア。ブエノスアイレスまでは3000kmもあるのに、南極まではたったの1000kmしかありません。港町でもあるウシュアイアの港は、南極に向かう客船でいっぱいです。この南極に向かう港から、我々も出港します。向かうは、南極ではなくビーグル水道。太平洋と大西洋を結ぶ、歴史的にも重要な意味を持つ海路となります。この海路をクルーズすれば、様々な動物を見ることができます。遠くから見ると、絶対にペンギンと見間違えてしまう王様ウミウ。パタゴニアにしか生息しない、アシカの仲間オタリア。日本でも観察できるミヤコドリなど、動物好きの方には、瞬きするのさえ惜しいほど、本当に多くの鳥類が観察できます。進化論で有名なダーウィンも、かつてこのビーグル水道を探検し、パタゴニアに生息する特異な生物に驚嘆したという話も残っています。
最果ての地をイメージ付ける、もうひとつの場所は、ティエラ・デル・フエゴ国立公園にある看板。一見、ただの看板に見えますが、実はこの看板は、北米大陸のアラスカ・フェアバンクスから始まり、カナダ・アメリカ・メキシコ・グアテマラ・エルサルバドル・ホンジュラス・ニカラグア・コスタリカ・パナマ・コロンビア・エクアドル・ペルー・チリ・アルゼンチンの計14カ国を通り、全長17848km続くパン・アメリカンハイウェイの終着点になっています。まさに最果ての地。
こんなパタゴニアでは、現在が丁度夏になります。短い夏がまもなく終わり、僅かな秋が過ぎれば、長い冬が到来します。期間限定で魅せてくれる大自然、皆様も来年の夏までしばらくお待ち下さい。

(吉村和馬)

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