アラビアン・ブルーの船旅Vol.1~船旅のたのしみ方~
今回私達は、ドバイ港より「コスタ・ヨーロッパ号」というイタリアの船に乗船しました。このイタリア出身のお船ですが、どの国の船と比べてもまず「カジュアル」で「親しみやすい」という性格が魅力のひとつ。船に入ると、スタッフからは自然に「コニチワ~」「ゲンキデスカァ~?」と、怪しげな(笑)日本語で話しかけられます。笑顔で話しかけられると、こちらも自然と笑顔に。
スタッフは、勿論イタリア人も多いですが、インドネシア、フィリピンなどアジアのスタッフも多いですので国際色は本当に豊か。基本的には英語は問題なく通じます。
今回は7泊8日の船の旅。船のお部屋(キャビン)の係は必ず決まっていますし、夕食の際も毎日同じウェイターさんと顔を合せる事になるので、自然といつの間にか仲良くなってしまいます。船のスタッフと仲良くなれるという魅力は、バスツアーでは味わえない魅力の一つでもあります!
また、夕食中に突然音楽が流れ出し、ウエイターさんたちが皆踊りだしたり(食事中なのに!笑)、スタッフによる民族舞踊ショーや歌謡ショーが催されたり、本当に手作り感たっぷりのおもてなしでした。
また、船全体の雰囲気もとても和やか。お客様も国際色豊かな上、小さな子供もお年を召した方もいて、年齢層も様々です。そして皆それぞれの時間を、好きなように過ごしています。プールやジャグジー・サウナに入ったり、ジムで汗を流したり、船からトランプやゲームを借りて遊んだり、図書室で本を読んだり、テニスコートもありますし、バスケットボールもできます。バーやラウンジでゆっくり音楽を聴いたりダンスを踊ったり、船内のカルチャー教室でTシャツや扇子作りに挑戦したり、ダーツ大会、クイズ大会、ダンスレッスン、毎夜のように催されるミュージカルや音楽会等など・・!もう書ききれませんが、楽しみは尽きることなく、しかもほとんどが無料!タダで楽しむことができるんです。
船内の服装も、堅苦しいどころか日中は短パンにTシャツ・ジャージにつっかけサンダルでも全く問題ございません。夕食の時だけ少しおしゃれをしていただくと、気分を変えることができて、お客様同士でファッションチェック!なんていう光景もまた楽しいものです。
楽しみながらいつの間にか移動をして、寄港地に到着したら観光。観光後はまた船に戻ってお楽しみ。船がもう我が家のような存在になります。
このような、アットホームでカジュアルな雰囲気はイタリア船ならでは。クルーズが初めてでちょっと心配、という方は特にイタリアの船から試していただくのもいいと思いますよ!
次回も引き続き船の旅のレポート第2弾をお楽しみ下さい。
(添乗員:安藤)
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