2008年4月 7日 (月)

ベトナム第5の世界遺産!フォンニャケバン

P1110875 このたび「ベトナム物語16日間」の添乗から戻りました。ベトナムと中国・雲南省との国境の町ラオカイから北部の大都市ハノイ、中部のフエ、ホイアン、そして南部のホーチミンとメコンデルタをめぐる大縦断の旅でした。日本のように南北に伸びている弓長の国土。北部・中部・南部でそれぞれ特徴ある気候、文化、人々の暮らしがあり、見所有りで毎日がハイライトでした。北部の少数民族、ハロン湾の水墨画の世界、古都フエの兵どもの夢の跡のような王宮や帝廟、南部メコンデルタの豊かな恵みを感じる市場、活気溢れるホーチミン・・・。様々な見所と思い出のあるベトナムですが、本日はベトナムで一番新しい、2003年世界遺産登録されたフォンニャケバン鍾乳洞についてお話します。
フォンニャケバン鍾乳洞のあるフォンニャケバン国立公園までの道のりは、中部フエから北上して約4時間半のバス移動。その道のりは長く感じるかもしれません。しかしその途中にはベトナム戦争激戦地のクアンチ県や非武装中立地帯の北緯17度線(軍事境界線)を通過し、いまではこうして観光バスが走ることが不思議に思いながら車窓からさほど遠い昔のことではない激戦地だった町々を見て、復興しつつもまだ枯葉剤の影響を受けている人々が多く、まだまだ貧しくもある状況に様々な思いがこみ上げたものでした。

Phong_nha_cave そうした午前中かけての長い移動でフォンニャケバン国立公園に到着。昼食後、そこから片道30分ボートに乗って鍾乳洞まで移動。そして鍾乳洞の入り口からボートは川の流れのまま吸い込まれるように洞窟の中へ。ここからはエンジンを切って、ボートは手漕ぎとなりました。この鍾乳洞の奥までは水量が多くなる時期には入ることができません。まるでイタリアの青の洞窟のように、水量が増えると天井まで水が上がってしまうのです。私たちはなんとかぎりぎりで入ることができましたが、船頭さんは頭上に気をつけながら頭をかがめながら、ゆっくりボートを漕いでいきました。少し奥まで進んだら頭上を覆っていたボートのカバーがめくられ、上をみると飾り気のない自然そのままの洞窟が広がって見えました。洞窟の天井に出来ている大きな鍾乳石。龍に見えたりらくだに見えたり・・・。そして内部では2箇所に上陸します。船が着いた場所は砂浜になっていました。そこから洞窟の奥まで歩くのはまるで探検気分。石灰分を溶かし込んだ水が天井から滴り落ちるとき、水分が蒸発してそのときに残ったわずかなわずかな石灰分が堆積していったものが鍾乳石です。気の遠くなるような長い年月の結晶。鍾乳石が1cmになるまで100~200年の年月がかかると思うと、目前にした足元から天井まで届く直径1mはあろうかという石柱や石筍はまさに自然の芸術品!
Phong_nha_cave2 約2億5千年前に形成され、ベトナム最大の洞窟とも言われるフォンニャケバン。地球温暖化で奥まで入れるのもいまだけかもしれない?!ちょっと足をのばしてベトナム世界遺産を制覇するのはいかがでしょうか。ベトナム物語はベトナム制覇を目指す方をお待ちしております。もちろん鍾乳洞マニアの方も・・・。

(高橋景子)

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