2008年4月16日 (水)

セマナサンタ in 中米 (グアテマラ)

Saint_festival1 3月春の中米はジャカランダの花が街を紫色に染める季節。乾季で気候も良いこの時期にキリスト教徒にとって最も重要な行事の一つ「聖週間」のお祭りがあります。聖週間(セマナサンタと呼ばれます)はキリストの復活を祝うお祭りで、エルサレム入場から処刑、復活までの1週間のキリストの行状を山車で表わし、さらに各教会のマリア像とキリスト像が山車に乗って出てきます。山車は大勢の人々に担がれその後には演奏隊が続きます。

Saint_festival2 中米で有名なのはグアテマラの古都アンティグアで行われるセマナサンタです。ここでは、色とりどりに染色された木屑や花弁で道路に絨毯が作られます。山車は街中を練り歩き、その上を通るのでせっかく作った綺麗な絨毯はすぐにぐちゃぐちゃになってしまいます。あんなに時間をかけて丁寧に作った芸術的な絨毯が一瞬にして踏まれてしまうのはもったいない気がしますが・・。行列のすぐ後ろには清掃係りが控えているので、あっという間にもとの石畳みに戻ります。
聖週間の間、街中は地元の人や観光客でとにかく賑わいます。聖週間のハイライト、プロセシオン(行列)はもちろん見応えがありますが、街全体が石畳みで覆われたアンティグアはもう一度訪れたくなるような不思議な魅力を持つ街です。世界遺産にも登録されているアンティグアは「グアテマラ富士」との愛称を持つアグア山の麓にあります。アグアとは「水」の意味。近くにはフエゴ山(火の山の意)があり、その名の通り今でも活発な活動をしている火山です。私達が訪れた時はちょうど噴火していて、頂上より煙がモクモクとでていました!
街の中には度重なる地震で崩壊した教会や修道院が修復されず、そのままの姿で点在しています。スペイン植民地時代に3番目の首都として繁栄した当時が偲ばれます。
今回の中米の旅は7ヵ国を19日間で縦断しましたが、あちらこちらで聖週間のプロセシオン(行列)に遭遇しました。観光客も訪れないような小さな田舎町でもカラフルな民族衣装に身を包まれた先住民の人々が自らの伝統を守るようにユニークな行事が執り行われていました。写真で紹介しているのはある小さな村で作られていた絨毯です。なんとここでは野菜や果物が使われていました!おもしろいのは、終了後、野菜や果物の争奪戦が繰り広げられたことです・・

小さな国々が集まる中米諸国ですが、見所は満載!
是非一度足を運んでみて下さい。

添乗員:古澤 綾子

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