春・イランを巡って~北西部
先日「イラン歴史物語、15日間」のツアーより戻りました。イランといえば、かつて「世界の半分」といわれたイスファハンのイマーム広場や、ペルセポリスの遺跡などが印象深いのではないでしょうか?こちらのツアーではペルセポリスなど主要観光地にももちろん訪れますが、それに加えてなんとイランの北西部をじっくり巡れる日程になっております。
イランでは3月に新年を迎えたばかりです。今回は丁度新年の祭り「ノールーズ」の最終日、13日目に差し掛かりました。この日人々は皆ピクニックに出かけます。13と言う数字は、縁起が良くないそうで、13日目に縁起の悪いものを吸い取ったお正月の飾り物をもって外出し、悪いものと共に川に流すそうです。とにかくこの日にビストゥーンの碑文を訪れた時、周りにはピクニックで
楽しむイランの人人人だらけ!!お客様は写真を撮って~!とイランの若者に囲まれながらも和気あいあいとコミュニケーションを楽しんでいらっしゃいました。
今回の旅でまず新鮮に感じたのは、まず北西部の人々の人なつっこさ。子供から大人まで本当に外国人の訪問を喜んでくれます。このツアーでは「マースレー村」という一風変わった町を訪れます。実はこの町、山肌に家々が立ち並んでおり、家の上に道路があるというおもしろい造り。皆様も気がつくと、「あれ?どこかのお宅の屋根にいる?」と不思議な体験を楽しめるはずです。こちらの村では景観とともに住民の生活も垣間見え、素朴なイランが楽しめるはずです。
北西部の旅ではペルシャの歴史に加え、素朴ながらも美しい自然、生活、そして人々と触れ合うことが出来ます。四季が日本のようにはっきりしていてこの時期は杏の白い花が咲き乱れています。山の緑と杏の花、りんごの花、、、色が溢れるこの時期ベストシーズンだと思う方も多いのではないでしょうか? そして旅の楽しみの1つでもある料理。。ですが、以外においしいんです。米とナンを主食にしているだけあって自然とライスを口にすることが多いです。お客様にはバターライスが人気でした。また、トマトベースの肉、豆、野菜の煮込み料理も絶品です!
皆様も春を迎えた素朴なイランを是非お楽しみ下さい!
(添乗員:吉田理恵)
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