ラオスのお正月「ピーマイラオ」
西暦ではなく仏暦のお正月で毎年4月中旬に数日間に渡りラオス全土で盛大に祝われます。今回のご旅行では2日目にルアンプラバンにてご案内いたしました。いつもは、のどかなルアンプラバンですがこの時期は国内外から観光客が押し寄せ、とっても賑やかで華やかな雰囲気です。ピーマイラオで忘れてはならないのはみずかけ。期間中人々は路上でバケツや水鉄砲を持って、地元の人、観光客などそんなことは関係なく水をバシャバシャかけ合います。今、ラオスは乾期で暑いのでバケツの水をジャーとかぶっても気持ちいいほどです。また日差しが強いのですぐに乾きます。水をかけることで、旧年中の悪いものを洗いながし、すがすがしく新年を迎えるという意味があるそうです。
そして、ピーマイラオの目玉と言えば、目抜き通りで行われるパレード!!先頭を切って歩いてきたのは、ラオスの神様プーニューとニャーニュー。日本のなまはげにそっくりですが、表情はあどけなく、とっても可愛い。パレードは素朴なラオスらしく地元の人々でにぎわいます。まさにめでたいお正月気分!2回目のお正月を気分を味わえてお得な気分でした。
ラオスには素朴な魅力にあふれた国です。いつ行っても良いものですが、一味違ったラオスを味わいたいなら、ピーマイラオの時期がオススメです。
(山口淑)
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