2008年4月23日 (水)

ラオスのお正月「ピーマイラオ」

Laos_fes先日、「ラオス大周遊10日間」より帰国致しました。ラオスは近隣の東南アジアの国々と比べ、忙しいところが全くありません。のどかな風景が広がり、人々ものんびりとしています。上座仏教を熱心に信仰しているためか、穏やかでつつましい人々を見ていると、日ごろの喧騒を忘れ、ゆったりとした気持ちになりました。しかし、そんなどちらかと言えばおとなしいラオス人が年に一度熱狂するお祭があります。それがラオス正月の「ピーマイラオ」です!

西暦ではなく仏暦のお正月で毎年4月中旬に数日間に渡りラオス全土で盛大に祝われます。今回のご旅行では2日目にルアンプラバンにてご案内いたしました。いつもは、のどかなルアンプラバンですがこの時期は国内外から観光客が押し寄せ、とっても賑やかで華やかな雰囲気です。ピーマイラオで忘れてはならないのはみずかけ。期間中人々は路上でバケツや水鉄砲を持って、地元の人、観光客などそんなことは関係なく水をバシャバシャかけ合います。今、ラオスは乾期で暑いのでバケツの水をジャーとかぶっても気持ちいいほどです。また日差しが強いのですぐに乾きます。水をかけることで、旧年中の悪いものを洗いながし、すがすがしく新年を迎えるという意味があるそうです。Laos_fes2
そして、ピーマイラオの目玉と言えば、目抜き通りで行われるパレード!!先頭を切って歩いてきたのは、ラオスの神様プーニューとニャーニュー。日本のなまはげにそっくりですが、表情はあどけなく、とっても可愛い。パレードは素朴なラオスらしく地元の人々でにぎわいます。まさにめでたいお正月気分!2回目のお正月を気分を味わえてお得な気分でした。
ラオスには素朴な魅力にあふれた国です。いつ行っても良いものですが、一味違ったラオスを味わいたいなら、ピーマイラオの時期がオススメです。

(山口淑)

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