花々が彩る春のギリシア・トルコ
先日『ギリシャ・トルコ物語 15日間』というツアーから帰国いたしました。ギリシャもトルコも見所が多い国。それぞれの国を15日かけて回るツアーがあるくらいですから、それはそれはハイライトとなるべき場所が多い国です。
ですが、その2カ国をあえて一緒に15日間で回ってしまおう!というのですから、お得!そして、欲張り!!…故に日程的には少々忙しくなってしまうのは仕方がないかもしれません。ですので、その忙しさを理解して頂き、このご旅行にご参加頂きましたら、繋がり深い国ゆえ、どちらか1カ国を訪れるよりずっとずっとその面白さも、理解も深まるのではないかと思います。
しかも!今この時期のツアーには更なる楽しみがございます。それは、旅行中、ずっと皆様の目を楽しませてくれるであろう花たち。
赤く健気なポピー、小さいけれども頼もしく見える白や黄色のカモミール、そして春の花・チューリップ!この時期のイスタンブールは丁度チューリップ祭ということで、街の至るところにチューリップが咲き乱れています。道の脇、高速道路の脇のスペースにはチューリップの色を行かしてデザインが作られてあったり、モスクの広場もチューリップで一杯。街の中心・タキシム広場には会場が設けられ、夜になると音楽が演奏されたりしておりました。日本ではあまり見かけないような色や形をしたチューリップも見ることができます。
また、忘れてはならないのがハナズオウ。イスカリオテのユダがこの木で首を吊ったという伝説からユダの木と呼ばれていますが、その花の形はチョウチョのような形をしており、満開の時期には枝が見えないくらいびっしりと密に花をつけますので、その姿は大変見応えがあります。そして、まさに咲き誇る(でも、実は満開は過ぎてしまっておりましたが…)ハナズオウを前にしたお客様の喜びときたら。思い出すだけで微笑んでしまいます。
せっかくですので、お花繋がりで、今回の私の微笑みも皆様にご紹介させてください。トルコでの話しです。お客様を陶器で有名な町にご案内し、陶器工房を見学。工房をぐるっと一回りしたあと、その工房のところで少々自由時間。私はお客様を迎えるためひと足先の工房を後にし、バスの前でボーっとしておりました。そんな時、白いカモミールを手に一杯摘んだ女の子が現れました。そして、その手にしている花束を私に差し出すのです。『わお。ありがとう♪』なんて言って受け取ると、はにかんで私が首からぶら下げたボールペンを指差してきます。『ははは。そういうことだったのね!』と心で思いつつ、そのはにかんだ顔がとても愛らしかったので、私もペンを差し出しました。
もちろん、自然のことですので毎年ちょうどよくお花をお楽しみ頂けるかはお約束できませんが、時期が合えば、ハナズオウやポピーに彩られた遺跡をお楽しみ頂けますし、道端の野花に皆さまの心も、旅の思いでもより一層鮮やかになること間違いなし!
奥様に、彼女に、思いを寄せる女性に。そして私やお客様に。花たちは人と人とを結びつけ、喜ばせ、楽しみを増やしてくれることでしょう。
ということで皆様、来年のギリシャ・トルコ物語に合わせて是非、今から体力づくりに励みましょう!(注:もちろん、花がなくても十分お楽しみ頂けるコースです。)
(尾形美絵)
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