バラの花が満開!イラン
その中でも私のお勧めはイスファハン。1597年、サファヴィー朝第5代王アッバース1世はこの地をイランの首都と定めました。そしてイスファハンを政治、経済、文化などあらゆる点で世界の中心にすべく、壮大な都市計画を実行したのです。町にはその頃のペルシャ建築が残り、 かつて「世界の半分」とうたわれた程の壮麗な都の雰囲気を今でも十分に感じることが出来ます。都市計画の中核となったイマーム広場は、1979年、世界文化遺産にも登録されました。その中でも、イランを象徴するブルーのタイルが美しいイマームモスクには一段と心を奪われました。ツアーでは、イスファハンの夜景観光にもご案内致しますので、昼間と夜と、それぞれに魅力ある表情をご覧頂けます。
そして、今回の旅でどの都市でも共通だったのが、陽気に声をかけてきてくれる、人懐っこいイランの人々。写真を一緒にとって!と笑顔の子供たちにせがまれ、皆様大人気でした。
出発前は治安や服装の制限など、心配される方もいらっしゃいましたが、実際現地に行ってみると、日ごとにその心配も吹き飛んでいったようです。また、女性の方々は現地のバザールで買ったスカーフを巻いてみたり、毎日異なる巻き方をしたりとイランならではのお洒落としてお楽しみいただけたようで、最終日までにはすっかりスカーフにも馴染んでいらっしゃいました。
これから夏を向かえ、イランは「暑い!!」と思われがちですが、
湿気がないためカラッとしていて想像するよりも快適にお過ごし頂けます。
また、イスファハンでは、夜景をご覧いただきながら夕涼み気分もお楽しみいただけます。皆様も是非実際にイランに足を踏み入れ、真のイランの姿、そして暖かいイランの人々にふれてみて下さい。
(川井)
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