2008年6月30日 (月)

初夏の花と大自然を楽しむアイルランドの旅

6月上旬「北アイルランド・南アイルランド周遊 13日間」Photo_5 より帰国致しました. 今年は、春の花が例年より遅めだったこともあり, この時期でも多くの花をご覧頂くことができました。

薄いピンク色のサンザシ、赤いフクシア、色とりどりのシャクナゲ・・・特に目を奪われたのは辺り一面を黄色で埋め尽くしていたハリエニシダです。
ハリエニシダはマメ科の低木で、枝に棘がびっしりとついていることから、「ハリ(針)」エニシダと呼ばれています。今回のツアーでは、氷河によって創り上げられた大自然が広がるコネマラ国立公園内をハイキングしましたが、ハリエニシダが密集して咲き誇る鮮やかな黄色と新緑のコントラストが大変美しく、絵のような風景の中を爽快な気分で歩くことができました。
Photo_6 荒涼とした大地が延々と続くイメージのアイルランドですが、それだけではありません。
豊かな緑が広がる牧草地で草を食み続けるもこもことした羊たち(特に春はベビーシーズンで可愛らしい子羊が沢山!)や、イベラ半島の入り組んだ海岸線が美しいケリー周遊路など、心癒される風景に多く出会うことができます。
それはやはり、国のカラーともなっている「緑」が豊かなおかげでしょう。アイルランドの国の聖人である聖パトリックが5世紀にこの地を訪れ、キリスト教の布教活動に用いたのも「緑」のシャムロック、つまり三つ葉のクローバーでした。聖パトリックはシャムロックを手にして「三位一体」を人々に説いたといわれています。また、アイルランド特有のケルト十字であるハイクロスもひっそりと緑に囲まれた墓地に佇んでいます。
 緑豊かなアイルランドを訪れて大自然の恵みに癒されてみませんか? (足立 香苗)

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