2008年7月 4日 (金)

ドナウ河へ~美しい町と景色を愛でる船の旅~

1_2 先日、「ドナウ河クルーズ、中欧の古都を訪ねて 11日間」の旅より帰国いたしました。いつもはバスや飛行機での移動で毎日慌しい旅行になりがちですが、今回は「ドナウ河の貴婦人」「河のオリエント急行」と呼ばれるクルーズ船「リバークラウドⅡ」へ乗船するというツアー。ハンガリーのブダペストから始まる7泊8日の贅沢な時間を楽しんでまいりました。

リバークラウドⅡ号は定員88名と、他のドナウ河クルーズ船と比べても少人数であることが特徴で、最高のおもてなしを心がける36人のクルーが私たちを迎えてくれます。外洋船のようにぎやかに船内での催し物を楽しむ、というよりも、気のあった仲間とデッキやラウンジで景色を眺めながら、ゆっくり流れる時間とおしゃべりを楽しむ。そんな贅沢なひと時を過ごすことの出来る船であり、クルーのさりげない心遣いが味を添えてくれるのです。

2_2 さて、「景色を眺めながら」とお話しましたが、河のクルーズでのもうひとつの特徴は、いつも景色が楽しめることではないでしょうか。時間によっても場所によっても様々な表情を見せてくれる河岸の様子は、見ていて飽きることがありません。今回はドナウ河を上流へ向かって行きましたが、川幅が狭くなって渓谷のようになる場所、ヨーロッパの可愛らしい田舎町が次々に現れる地域、さらには治水のために各所に作られた運河(ロック)を見ることができたのも、河のクルーズでなければ経験の出来ないことです。

少し、観光のこともご紹介いたします。今回のツアーで印象的だった町は、ヴァッハウ渓谷沿いの町「デュルンシュタイン」です。このあたりはオーストリアの有名なワイン生産地のひとつで、特に白ワインの生産が9割以上をしめます。第三次十字軍で知られるイギリスのリチャード王(獅子王)が捕らえられたとして知られる“クーエンリンガー城”や、天国へ向かう空を表した青&白の尖塔を持つ教会を持つ小さな町。その町よりも広いのではないかと思う程、ぶどう畑が広がっています。もちろん、ワイナリーでおいしいワインの試飲も楽しみました。まさに私たちがイメージするような、ヨーロッパの雰囲気漂う町です。
もうひとつの印象的な町はドイツのパッサウです。ここは2つの支流「イン川」「イルツ川」がドナウと交わる場所で、古くから河川交通の要所だった町です。目を見張ったのは、黒いイルツ川と白いドナウ河の交差点。水が交わることなく、その境界線をはっきり見て取れました。流れの速度や含有物の体積の違いなどが原因でこのような珍しい現象が起こるのだそうで、パッサウの名物となっていました。

3 ユーラシアの旅でも、地域のベストシーズンに合わせた船の旅をご紹介しております。これからですと、秋のアラスカで氷河を見たり展望列車に乗るツアーや、世界最大のパナマ運河を横断するツアー、地中海から黒海へ行くツアーなどがお勧めです。ぜひ、お問い合わせをお待ちしております。

(江間菜穂子)

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