2008年7月31日 (木)

夏のロシアで水浴び?!

Summerpalace2 先日、「ロシアの原風景、黄金の環と二大帝都9日間」の添乗より戻って参りました。
今回、私たちは、人口1000万人を越える国際都市モスクワからスタートし、中世ロシアの面影を残す古都・黄金の環へ、さらに華麗な歴史的建造物が立ち並び、文学・芸術の中心とされるサンクト・ペテルブルクへと、夏の陽気な雰囲気で包まれたロシアを訪ねてきました。
冬にもなれば、マイナス30℃にもなる極寒の地、ロシア。「とにかく寒そう」というイメージをお持ちの方も多いかも知れません。しかしロシアは今、短い夏を迎え、街のあちこちでは、咲き乱れる色鮮やかな草花が楽しめます。その華やかな情景からは、数ヶ月前までその地が真っ白な雪で覆われていたとはとても信じられない程。ロシアの人々は、この短い夏を「9ヶ月の地獄と3ヶ月の天国」と称し、思う存分に楽しもうと公園や教会に出向き、降り注ぐ日の光を一身に浴びます。
さて、そんなロシアの短い夏を一層盛り上げているのは、サンクト・ペテルブルクの夏の宮殿の庭園に点在するユニークな噴水の数々でしょう。

夏の宮殿は、スウェーデン軍との勝利を讃えて、ピョートル大帝の命により1714年から建設された宮殿です。庭園には150の噴水と4つの滝があり、園内のあちこちで噴き上がる美しい水しぶきが訪れる者を魅了します。庭園に広がるカラフルな花畑と吹き上がる水しぶきが織り成す華やかな競演は、まるでロシアに訪れたひとときの夏を祝福しているかのよう。
Summerpalace1 中でも特に、私たち観光客を楽しませてくれるのは「いたずらの噴水」。石畳の下に隠れた噴水口をうっかり踏んでしまった人は、噴き出る水しぶきでびしょぬれに!?「いたずらの噴水」はさまざまな仕掛けで私たちの行く手を阻みます。
難なく通り抜けてほっとしている人、「こんなはずでは・・・」とびしょ濡れになった髪や服を懸命に拭いている人。子供たちはといえば、自ら噴き上がる水に駆け寄ってはしゃいでいます。濡れてしまった人も、濡れなかった人も、ピュートル大帝の仕掛けた噴水に大笑い。私たち観光客は、約200年前にピュートル大帝が来客をもてなしたのと同じ方法で、この庭園に迎えられるのです。
言うまでもなく、冬の間は凍結のために噴水は停止してしまいます。白く輝く水しぶきが美しい噴水の数々をお楽しみ頂けるのは、短い夏の特典と言えるでしょう。
 今、ロシアは夏真っ盛り。皆様もぜひ、短い夏が見せるロシアの美しく楽しい風景をお楽しみ下さい。
(兼井 友理)
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