2008年8月28日 (木)

パプアニューギニアの心、シンシン!!

Photo 『パプアニューギニア大周遊 8日間』のツアーより帰国しました。
いろんな意味で遠いイメージのあるパプアニューギニアですが飛行機で約6時間弱、日本からまっすぐ南に5000キロ。時差も1時間しか違わない意外にも近い国なんです。

パプアニューギニアの内陸部は4000m級の山脈がはしり雪の降るような高地から湿潤の熱帯の土地まで変化に富んだ環境。手つかずの自然が残っており動植物の種類にも驚かされますが更にびっくりはパプアニューギニアには約750以上の部族がいるということ。山の民、海の民、川の民など一つの国にここまで多様な民族が住んでいるのは世界広しといえどパプアニューギニアだけでしょう。異なる言語や風習。でも共通する事が一つ。それはどの部族も自分たちの“シンシン”を持っているという事。この“シンシン”はピジン語(パプアニューギニアの共通語)で踊りを意味し、また歌うの意味の英語Singが2つ重なってできた語でもある。この国では頻繁にこの“シンシン”が行われるが、それは歓迎の為だったり結婚だったり儀式の為だったりと様々な機会がある。今回のツアーではいろいろな村でその部族の大切なシンシンを見ることが出来た。派手な衣装にこれでもかって程の化粧(?)それぞれ特徴や工夫があり迫力、見応え十分!!Photo_2
その中でも印象深かったのがクマン族によるガイコツ人間の踊りだ。踊りと言うよりは劇のような・・・。演じる村人はハリウッドスター顔負けの迫真の演技っ。でもこのガイコツ人間にも昔から語り継がれている伝説がありそれに基づくシンシンなのです。ただ歌って踊るだけでなくそれぞれにちゃんとした意味がある。沢山の部族が混在するからこそ自分たちのシンシンにプライドを持ち、大切にし次の世代へと受け継ぐ。それを歌い、踊る彼等の顔はとても輝き自信に満ち溢れていました。このパプアニューギニアのあつ~いシンシン。是非、直接肌で感じて見てはいかがでしょうか?
(岩間)Photo_3

パプアニューギニアへのツアーはこちら

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