ヒマラヤの麓の花の妖精を求めて(インド)
先日、「北インド花の谷と聖地ヘムクンドトレッキング 12日間」より帰国致しました。
当ツアーは世界遺産にも登録されているインドのガルワール地方の花の谷国立公園と、シーク教(「ターバンにひげ」という、私たちが連想しがちなインド人像は彼らの典型的なスタイルです。)の聖地とされる標高4,300mの高山湖・ヘムクンドを訪れます。
花の谷とヘムクンド湖へのトレッキングは標高約3,000mにあるテントサイトを拠点に行います。まずは花の谷へのトレッキング。花の谷はその名のごとく、5月の雪解け~9月上旬にかけて、約350種の花々が入れ替わり立ち替わり咲き誇り、約8kmの谷を埋め尽くします。その神秘の谷は、妖精が住まうとして現地の人々もあまり足を踏み入れなかった為に手付かずの自然が残っており、1939年英国人の登山家に発見されてなおもひっそりとヒマラヤの麓に息づいているのです。このわずかばかりの期間に花々を求めて世界各国から人々が…と思いきや、インドのガルワール地区は知る人ぞ知るトレッキング地。途中ですれ違うほとんどは、ヘムクンド巡礼のついでに立ち寄ったインドの人々で、私たちが訪れた時は花の谷をほぼ独占状態でした。
そして、翌日はいよいよ聖地ヘムクンド湖へ。ヘムクンド湖へはひたすら上りの富士山並の本格的なトレッキングで、何度もくじけそうになりながら、ゆっくりゆっくり歩を進めていきます。途中ですれ違うシーク教徒は、巡礼を終え精神的に満たされてのことか、それとも単なる体力の差かひょいひょいと坂を下って行き、小憎らしささえ覚えたものです。しかしながら、途中の茶屋で飲むあまーいチャイは本当においしく体を芯から温めてくれ、頂上間近で迎えてくれた聖花サウスレアや群生する幻の花ブルーポピーは健気にたくましく咲いており、疲れた背中を後押ししてくれました。そして、ようやくヘムクンド湖に到着した時はヘロヘロになりながらも言い知れぬ達成感に包まれていました。
弊社のツアーはブルーポピーがご覧いただける季節に出発日を設けておりますので、今年分は全て終わってしまいましたが、ご興味のある方は来年是非、花の谷トレッキングへお越し下さい!
(弥永)
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