2008年9月29日 (月)

ワイルドフラワー前線南下中!西オーストラリア

Wildflowerway 世界でもっとも乾燥した大陸であるオーストラリア。普段は赤茶けた大地とブッシュが広がる風景が春のひととき、色鮮やかな花々の楽園と化すのをご存知でしょうか?ワイルドフラワー前線が南下する、春真っ盛りの西オーストラリアの地に行ってまいりました。

西オーストラリアには数々のワイルドフラワースポットがありますが、中でも世界的に有名なのがパースから北上するノーザンハイウェイの先、ダルワリヌという街からムレワまで伸びる約700キロの道。正式名称はムレワ・ウービンロードですが、別名「ワイルドフラワーウェイ」といわれるほどの花の名所です。今回のツアーではじっくり2日間かけてドライブしました。

Wreathlechenaultia ワイルドフラワーウェイに入ると、車窓に見える花の数が一気に増え、バス内に歓声が上がりました。道路脇のユーカリやワトル(アカシア)、グレヴィリアには見事な花が満開、そして木の下の地面はピンクや黄色、白色のエヴァーラスティングの花絨毯状態!収穫が終わった畑もワイルドフラワーが埋め尽くし、場所によっては地平線まで見渡す限りの花畑でした。そして今回のツアーでは幸運なことにこのワイルドフラワーウェイで、とても珍しい花の満開の姿を見ることが出来ました。その花の名前は「リースレシュノルティア(Wreath Lechenaultia)」。まるで人為的に造ったかのように見事なリース型をしたこの花は、西オーストラリアの中でもウービン~ムラワ間のワイルドフラワーウェイでしか見ることができないという希少種です。乱獲されて激減してしまったため、今ではワイルドフラワー沿いの街総出で守っているとのこと。地面にきれいな輪を描く姿がなんとも言えず可愛らしかったです。

Cottonhead パースからワイルドフラワーウェイにかけて点在する街々は、とても小さいけれどもそのほとんどが「ワイルドフラワーの街」というニックネームを持っている花のメッカです。それぞれの街には自慢のワイルドフラワートレッキングロードがあるのも魅力的。今回はそんな街の中のひとつ、ワンガンヒル(WonganHills)のクリスマスロックトレイルを散策しました。そこはオーキッドの宝庫で、スパイダーオーキッドが細く繊細な花弁を広げて咲いている姿をはじめ、珍しいドンキーオーキッド、ビーオーキッドなど次から次に登場し、皆で夢中で写真を撮りました。ブッシュの中には他にも珍しい花がいっぱい。なんと行っても西オーストラリアだけで1万2千種もの花が咲くと言われているくらいですから、初めて見る花がどんどん登場して図鑑で調べるのも追いつかないくらいです。今年は雨の量も充分だったそうで、黄色いふわふわ頭が可愛いコットンヘッドも大きな花をブッシュの間から覗かせてくれていました。

ワイルドフラワーウェイを更に北上し、カルバリーのエリアまで入ってくると、今度はボトルブラシほどの巨大な綿帽子を持ったムラムラ(Mulla-Mulla)の花畑が一面に広がります。8月から9月にかけて、西オーストラリアでは様々なワイルドフラワーが次々に咲きます。一つの種類の花が終わると、次の種類が満開を迎えるので、西オーストラリアを縦断すれば一度に様々な花に出会えるのです。

西オーストラリアは世界で一番古い土地(40億年以上の)の一つです。そして他の大陸から孤立した中で、生物達は独自の進化を遂げてきました。この特殊な環境で遥かな時をかけて命を繋いできた花々には人の心を癒してくれる不思議な力がある気がします。(宮澤)

西オーストラリアのツアーはこちらから
(西オーストラリアのワイルドフラワーの見頃は、例年8月下旬~10月上旬頃。ツアーは毎年2~3月頃に発表。)

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