2008年9月30日 (火)

大草原と国境の町への旅 ~内モンゴル(中国)~

08093001_3 先日、『ハルピンから満州里へ~ホロンバイル草原を駈ける』の旅より帰国致しました。
今回のツアーの内容はタイトル通り、中国東北部と内モンゴル自治区への旅です。
このツアーでは列車を利用し、広大な東北部と内モンゴル自治区のエリアを旅します。
バスでの移動とは異なり、列車からの眺めは、まさにこの大自然を存分に堪能することが出来ます。
東北三省では、秋ならではの風景、大きく育った、とうもろこしや水田の田園風景。その広大な田園にて農作業に精を出す民の姿。
内モンゴル自治区の車窓は、大草原!!広大な緑の大地に放牧されている沢山の羊、牛、馬の光景。そして、モンゴル族など遊牧民族が住むパオが点在する光景など。この大草原の景色は内モンゴル自治区ならではのモノです!

このツアーの前哨戦?、黒龍江省チチハルでは、現在毎年約400羽を繁殖している中国の鶴の里「扎龍自然保護区」を訪ねます。今回も繁殖されている沢山の丹頂鶴も勿論ですが、野生の丹頂鶴も見ることが出来ました。湿原に佇むその姿、飛来する姿は本当に美しいものでした。

そして、ツアーのメイン!ホロンバイルの大草原!!

08093002_3 最近、市となったホロンバイル市にはこの市が誇る大草原が二つあります。市の名前の由来となった2つの湖の1つ・ホロン湖畔に広がるフホノール大草原と、モルガル河畔に広がる金帳汗蒙古部落の大草原があります。このツアーでは両方訪ねますので、私達ももちろん訪ねましたが、その中でも、とても良い天候に恵まれた金帳汗蒙古部落では、その大草原の景色~緑色の大地が遠く彼方まで続き、雄大な山々が周りを囲み、モルガル河が蛇行して延々と遠くまで続く・・・。雄大に広がる大草原に、沢山の馬や牛や羊の群れ~時間の許す限り、その大草原にて、たっぷり、まったり過ごしました。時の流れが本当にゆっくりに過ぎ、その大自然によって、都心生活に慣れた私達の心を洗ってくれました。

内モンゴル自治区の見所は草原だけではありません。ロシアとの国境の町ならではの景観!!
それは、町の看板です。中国語、モンゴル語以外にロシア語も記載されており、また国境には日帰りで仕入れに来ている大きな袋を沢山もっているロシア人や旅行に来ているロシア人や、ロシア語を流暢に話す市場の中国人女性など・・・通常の中国とは異なる景観も楽しむことが出来ます。

特に内モンゴル自治区はまだまだ知られていない地域であり、情報が少ないので、どんな田舎な所だろう?・・と思っていらっしゃる方もいるかと思いますが、町は、結構発展していて、特にハイラルは、夜は街中ライトアップされるので、とてもキレイな町です。ですが、一度郊外へ出ると緑の美しい大草原が広がる都市と大自然が隣合う素晴らしい所なんです。

日常を全て忘れさせてくれる中国が誇る大自然!!内モンゴル自治区の大草原。まだまだ知られてない国境の町、満州里や大草原に隣接するハイラルの町に是非、足を運んでみてください。きっと素敵な時間を過ごせるはずです。(深澤)

ホロンバイル草原、満洲里を訪ねるツアーはこちら

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