2008年10月 9日 (木)

統一記念日を迎えたドイツにて

Autumn_colour 秋の装いが深まる「ドイツ北東部、歴史物語 15日間」より帰国致しました。
ドイツの秋はゴールデン・オクトバーと呼ばれる程、黄金色に色づく黄葉が見事です。
今回の旅では、あと少しでピークという見解。それでも日を追うごとに深まる黄葉は大変美しく、車窓から、町の散策中にと様々な場所で楽しむことができました。
旅の最後はベルリン滞在でしたが、訪れるたびに変化するこの大都会の発展ぶりにはいつも驚かされます。
ちょうど我々がベルリンに到着したのは、10月3日ドイツ統一記念日。
ベルリンの壁が崩壊したのが1989年11月9日、翌1990年10月3日に東西ドイツが統一されました。
あれから18年の月日を皆様はどのように感じられるでしょうか。

ベルリンの町は目まぐるしいほどのスピードで発展を遂げ、次々に新しいビルが建ち並んでいっています。 Brandenburger_tor
ベルリンの町ほどヨーロッパで大きく変化を遂げている町はないと言っても過言ではないでしょう。
壁の記憶が薄れそうになる瞬間があるくらい、東西の差は現在ほとんど見られません。
しかし、かつての検問所があったチェック・ポイント・チャーリー近くに建つ壁博物館では、壁建設に関わる経緯や、
様々な脱出方法などを写真や模型などを介して知ることができます。また、イースト・サイド・ギャラリーでは壁の一部を在りし日の姿で見ることができます。
ベルリンの町はちょうど3連休ということで多くの観光客や家族連れなどで賑わいをみせていました。 East_side_gallary
かつては東西の境目にあったブランデンブルク門は、現在は統一ドイツの象徴となっています。歴史の大きな渦に翻弄されたこの場所に普通に立つことができる、改めて過去の史実の大きさを認識するベルリンの一日でした。
(足立 香苗)

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