まだ残っていた動物たちの世界ガラパゴス(エクアドル)
エクアドルの首都キトより空路でガラパゴス諸島へ。降り立った飛行場にサンタクルス号のスタッフが迎えにきてくれていました。底抜けに明るい笑顔のスタッフたちと一緒に港へ向かいましたが、港についたら、あたりまえの様ににのんびりと寝っ転がっているアシカ達にびっくり!そして上空にはグンカンドリ(繁殖期に喉を赤く膨らませることで有名な鳥)が飛び交っていました。本当に動物たちの楽園にやってきたんだという実感が湧いてきました。海の色も本当にきれい!!
この日はセロブルーホの観光へ。サンタクルス号よりミニボートに乗り換え、島まで約5分。しかし今日は島の上陸前になんと海がめが海の中で交尾をしているところを見ることができました。2匹の亀の周りをもう1匹のオスが泳いでる。そう簡単には見られない場面を最初から見ることができて、ラッキー♪
島に上陸するとたくさんのアシカのハーレムがあって、そこらじゅうにアシカがごろごろ転がっています。ビーチへの道の真ん中にも平気で転がっているのでよけて歩くのが大変です。赤ちゃんのアシカは好奇心が旺盛で、向こうから近づいてきて、私たちの荷物の間から顔をにょきっと出す姿や、寝っ転がって、もぞもぞぷにぷにと動く姿が本当に愛らしくてたまりませんでした。
夜の間にサンタクルス号は移動を始め、翌朝、次の島エスパニョーラ島へ。上陸すると赤と緑色をした、この島固有の海イグアナやら、アシカやら、青足カツオドリがいっぺんに視界に飛び込んできて、どれを被写体に写真をとればいいか皆様、大忙し。ナチュラリストの詳しい説明で、今まで知らなかった動物たちの生態を知ることができ、さらに散策が楽しいものとなりました。驚くべき生命力に感心しっぱなしです。
ガラパゴスの動物たちは人間を全く恐れません。鳥たちも平らなところに巣を作りやすいからといって、トレイル上にじっとしています。ここでは私たちがよそもので、彼らの時間が流れているのです。アホウドリの子供を観察していると、向こうから2mもの翼を広げてバランスをとりながら親が近づいてきて、えさをあげたり、自然な動物たちの世界を見ることができるのです。崖沿いでは次から次へと様々な種類の鳥たちが上空を舞っていて何か一つのショーのようでした。クルーズ中、ご希望の方は何回かシュノーケリングを楽しむこともできます。今回も挑戦されたお客様がいましたが、海がめたちと一緒に泳ぐことができて大興奮でした。
本当にどの島の上陸も楽しくてたまりませんでしたし、サンタクルス号に帰ってからもクルーズ船の親しみやすいスタッフと一緒に楽しい時間を過ごしました。豪華客船といっても、ドレスコードは一切なく、TシャツにGパンで、カクテル片手に皆と語らうなんてことができるのです。あっという間の船の旅でした。ガラパゴスにいけば本当に動物たちの世界に入っていくことができます。こんな体験は絶対に他ではできないと自信をもってお勧めします!
(添乗員:川窪)
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