2008年11月 7日 (金)

ヨーロッパ最後の秘境バルカンへ(アルバニア、マケドニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、モンテネグロ、セルビア)

Dscn0828 先日、「西バルカン大紀行 18日間」のツアーより帰国しました。
このツアーでは、バルカン半島の西、アルバニア、マケドニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、モンテネグロ、セルビアの6か国を訪れました。
まず向かったのはアルバニア。1990年まで鎖国状態であったため、まだまだ発展途上ではありますが、古代ギリシア・ローマの都市遺跡が残っていたり、オスマン・トルコ時の影響でイスラム文化が色濃く残っている国です。そして国中のいたる所にコンクリートでできたドームがぽこりぽこり。共産主義時代の遺物トーチカでした。

Dscn0840_2 お隣のマケドニアは、モザイクが残る遺跡、ビザンチン美術が花開いた教会、オスマン・トルコ時代の街並みなど、歴史の深さを感じさせます。美しい湖、素晴らしいフレスコやイコンが残る数々の教会など、世界遺産にも登録されているオフリドの街は印象的でした。
Dscn0864_2 ボスニア・ヘルツェゴビナについては、どうしても1990年代始めの紛争の話抜きでは語れません。実際、街のあちこちに爆撃で破壊されたまま、壁に銃弾の跡がついたままの建物も多く、戦争の怖ろしさが伝わってきます。
しかし、バスでサラエボからモスタルまで移動した時、山間部の黄葉した木々が美しく、また爆撃で崩壊したモスタルの橋が昔のままに復元された姿を見ると、この国の平和で美しい未来が感じられようでした。
Dscn0886_2その後ツアーは、「アドリア海の真珠」と称されるクロアチアのドブロヴニクに寄り、モンテネグロへ。美しいコトル湾や中世の街並みが残るコトルなどアドリア海沿いの観光を楽しみました。
そして最後の国セルビアへ。アドリア海より少し内陸に入っただけで、一気に山間部に入っていきます。ちょうど10月のこの時期は、黄色に色を変えた木々の葉っぱがいくつもの渓谷を彩っていました。
Dscn0905_2 セルビアでは山間に建つ素朴な教会で、フレスコやモザイクなどの素晴らしい作品に出会うこともできます。また、コバチッツァ村でお宅を訪問させてもらった村で最年長のナイーブアート画家だというカタリーナさんは、作品もさることながらご本人もとてもかわいらしい女性で、素朴な暮らしぶりも印象的でした。
バルカンは多様な民族、文化、宗教が共存し、また大国との間で翻弄された歴史を持ち、見所は尽きません。私たちが訪れた10月は気候も過ごしやすく、黄葉の美しい季節した。「ヨーロッパ最後の秘境」といわれ、まだまだ素朴な雰囲気が残るバルカンへは、しっとりと美しい秋の時期はいかがでしょうか。
(武石 幸子)
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