2008年11月 5日 (水)

あまり知られていない? 中央アジアの黄葉と自然美

イシククル湖畔の並木道先日、中央アジア4カ国(ウズベキスタン、トルクメニスタン、カザフスタン、キルギス共和国)12日間のツアーから帰国しました。

似たような名前の4ヵ国。しかしながら、その雰囲気は全くと言ってよいほど異なります。一回のツアーで4者4様のお国柄を比較し、楽しむことをできるのがこのツアーの醍醐味です。

さて、一般的に中央アジアと言えば、「シルクロード」とか「灼熱の地」といったイメージが強く、どちらかと言えば、爽やかで涼しげなイメージはないように思います。しかし、今回10月に訪れたカザフスタンとキルギス共和国は、水と緑に溢れる爽やかな地域なのでした!

陸路国境でウズベキスタンからカザフスタンへ入ると、それまでウズベキスタン側で車窓から見えていた乾いた砂漠や綿花の畑とは景色が徐々に変り始めます。瑞々しい樹木や草原が広がりはじめ、やがて、ふたこぶラクダや颯爽と走る馬たちが登場してきました。馬の姿はウズベキスタンやトルクメニスタンではほとんど目にしませんが、より遊牧民的な伝統が色濃く残るカザフやキルギスでは、ごく一般的な風景です。そして、その背後に聳えるのは、頂上に雪を頂いた4千メートル級の山々が連なる天山山脈!山頂には10月から雪が降り始め、ブルーにも見える山の中腹と白い雪が、秋晴れの空の下で一層映えます。Report05

キルギス共和国に入り、首都ビシケクからイシククル湖までは、ずっと黄金色に色づくポプラや桑の木などの並木道が続いていました。10月下旬はまさに黄葉のピークでした。天山山脈と晴れ渡る青空、黄色の樹木たちのコントラストが美しく、何度写真ストップを撮っても足らないほど。まさに自然美の世界なのです。

Report04_2 今回、私たちはイシククル湖畔に2日間滞在しました。イシククル湖は琵琶湖の約9倍の大きさ。世界で2番目に透明度が高く(一番はロシアのバイカル湖)、冬でも凍らないこと、湖底に沈んだ古代都市があることなどから「神秘の湖」とも呼ばれます。7世紀に三蔵法師(玄奘三蔵)がシルクロードの旅で立ち寄り、「大唐西域記」の中で大清池または熱海として登場する湖でもあります。
イシククル湖の東、カラコルという町までは、バスで約3時間。時間帯によって表情を変えてゆくイシククル湖の水面と鮮やかな並木道。車窓からの風景は、まさに天からのプレゼントのようにも思えました。

自然がお好きなかたは、是非、秋のカザフスタンとキルギスをご訪問してみて下さい。きっと中央アジアのイメージが少し変ることでしょう。(栗山)

カザフスタン、キルギス共和国を訪れるコースはこちら

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