2008年11月13日 (木)

ベストシーズン到来!中国・貴州省の少数民族を極める旅

Kokuryu_rosho 先日「谷隆の蘆笙祭・貴州省の少数民族を極める10日間」のツアーで中国より帰国致しました。人気コースの一つで通常は9日間の旅ですが、今回は谷隆での蘆笙祭観光が入った特別日程で、中国・貴州省の少数民族の村を11村訪問し、10回の歓迎式をお楽しみいただく盛りだくさんの内容でした。 歓迎式では、村の男性が蘆笙を吹き、美しい民族衣装に身を包んだ女性達が歌や踊りを披露してくれて、時にはお酒を振舞って歓迎してくれます。

蘆笙祭は、少数民族の一つ苗(ミャオ)族のお祭で、カルスト地形で山が多い貴州省の農村地帯で唯一大勢の人々が集うことの出来る河原を会場として行われます。農閑期に入った各村から民族衣装の人々が集って、村対抗で蘆笙の音色と踊りを競い合い、大人達は闘牛見学、子供達は屋台で買い食いや射的をして楽しみます。
今年は、メイン会場は学校の校庭になり、舞台が設置されてプログラムに従った歌や踊りが催されていました。校庭には警戒にあたる公安の車両が並び、村対抗の蘆笙と踊りを行う場所はどこにも無い様に見えます。
待ちくたびれて先にバスへお戻りになるお客様もいらっしゃる中、私達が会場を後にする時間まで残り1時間を切ってから、ようやく校庭の一段下にある造成地の片隅でひっそりと本来の蘆笙祭が始まりました。チベット問題等の影響なのでしょうか、少数民族が大勢集る場所での当局の厳重な警戒振りとその影響を目の当たりにした感がありました。

Hakuchoi_myao 中国・貴州省の少数民族の中でも、今回の旅で出会った主な民族は苗(ミャオ)族です。但し、苗(ミャオ)族といってもその姿や衣装、風俗・習慣は千差万別です。一度見たら強烈な印象で忘れられないほど大きな三角形の鬘姿で有名な長角苗族は、雨の中一生懸命踊って歓迎してくれたのも束の間、村の観光を始めるとにわかに刺繍などの売り子と化して後に先になりながらぞろぞろと着いて来るので、大きな三角頭に取り囲まれたお客様の姿が見えなくなるほどでした。
民族衣装の四つの十字の模様から四印と呼ばれる四印苗族の住む村は、バスを下りて未舗装の坂道を上ること約10分。17歳を筆頭に12人の少女達が彩りの鮮やかな民族衣装を身に纏い、歌や踊りを披露して歓迎してくれました。ここは観光客が訪れることが殆ど無い為、今回最も人々の純朴さを感じる村でした。なんと、上りには10分かかる坂道を私達と共に下り、バスが走り去る道の両側に並び手を振って見送ってくれたのです。
また、山の上の村から、片道2時間かけて来てくれて、河原で着替えて蘆笙と歌と踊りで歓迎してくれた白鳥衣苗族は、総勢わずか9名。きれいな柄の衣装の裾にはその名の如く白鳥を思わせる白羽が付けられていています。美しい衣装とのギャップを感じる動きが面白い“ご馳走になって満腹になった踊り”が印象的でした。
一方、毎回訪問する度にその大規模な歓迎式でお客様が驚く長裙苗族の郎徳上寨では、私自身もビックリする出来事がありました。村の前の道路には、いつも以上に大勢の人数と豪華な衣装の人々が両側に並び、村に入っていく上り階段には、苗族風のステージ用衣装と都会的な化粧姿の若い女性がそこかしこに立っていたのです。
ガイドによると、中央政府のお偉方が視察に来るとのこと。おかげで私達は、普段は都会の屋内でしか見られない入場料が必要な民族舞踊のショーと郎徳上寨の村人による犬や鶏も横切るのどかな雰囲気の歓迎会との両方を見学する事が出来ました。
その他にも、小型バスに乗り換えて未舗装の道に揺られること2時間半の山奥の村に暮らす、短裙=ミニスカートの民族衣装が眩しい短裙苗族、男性は頭髪を鎌で剃って辮髪にする芭沙苗族、釘を1本も使用しない鼓楼や風雨橋といった見事な木造建築で有名な侗(トン)族など多種多様な少数民族との出会いが魅力の貴州省への旅を是非皆様ご自身で体験なさってください!(竹内)

貴州省や雲南省の少数民族を訪ねるツアーはこちらから

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