2008年12月 3日 (水)

マヤの世界へ

Photo_2 先日、「グアテマラ・ホンジュラスとエルサルバドル周遊 11日間」のツアーの添乗に行って参りました。この3カ国の魅力と言えば、まずはマヤ最大の都市ティカールに代表されるマヤ遺跡ですが、遺跡だけでなく生活の中にもマヤの文化が残っているというのが他の国々と違い、素朴で私はとても好きです。

 ツアー初日、早速グアテマラの首都のグアテマラシティを出発し、インディヘナの市で有名なチチカステナンゴに向かいます。
少し走ると、通り過ぎる村々は全てマヤの先住民の人々が住む村。首都と全然離れていないのですが、
女性はほとんど民族衣装に身を包んでいます。部族や村ごとにその衣装の色も違うし、模様も違います。 Photo
ただどれも本当にカラフルで、鮮やかな色。美しいものばかりです。
男性の間ではTシャツにGパン姿も増えていってしまっておりますが、女性はただ単に好きだからという理由で、小さな子供からおばあちゃんまで90%くらいの人々が民族衣装を着ているのです。到着したインディヘナの市ではもちろんとうもろこしなどの野菜、穀物なども売っていますが、本当に楽しいのが、民芸品のカラフルなこと!!
ペルーなどの南米、他の国でも民芸品というのは見てきましたが、ここの民芸品は本当に色がきれいで、手の込んだ刺繍や織物ばかり。
全部が昔ながらの手法で手作りというから本当に驚きです。模様も型があるわけではなく、女の子は子供のときから母親に教えてもらい、
頭の中で覚えているのだそう。さすがマヤの人々!数字には強いのですね。
 市場ではフリータイムをとって、たっぷり現地の人との値下げ交渉をお楽しみ頂きましたが、ショッピングはもう満足という方々と一緒にパスカルアバフの丘というところに登りました。マヤの信仰対象である聖なる山の上にあるところで、今でも鳥などの生け贄を供える場所なのです。登ったときには人は誰もいませんでしたが、マヤの聖なる炎は燃えていました。
この現代で、まだマヤの世界観が残っていることが、さらにマヤ文明に対しての興味を持ちました。
 そして次に入国した国、エルサルバドルにはホヤ・デ・セレンという遺跡があります。中米のポンペイと言われ、マヤの庶民の人々の暮らしが火山灰に埋もれていたことにより、時を止めたように残り、明らかになったというとてもおもしろい遺跡です。
家の前の畑などがそのまま残っていて、遺跡の前に立つと比較的容易に頭の中で、その当時の生活を思い描くことができます。
その他、グアテマラシティにある国立考古学民族学博物館にはマヤのエリート層が使っていた美しい土器や、翡翠のネックレス、石でできた蓋付きの箱などなど、本当に美しい装飾品やおもしろいデザインのものがたくさん。中にはあの高いピラミッドの上の
神殿にあったレリーフなども残っていて、どれも遺跡だけでは語ることのできないものばかりです。
旅は、迫力ある遺跡を観るだけでも本当に楽しいですが、このツアーではより当時のマヤの世界に入っていくことができると思います。現代に生きるマヤたちとも触れ合えるのですから、この3カ国は本当におもしろいです。(川窪康葉)

 中米へのツアーはこちらから

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