2008年12月 8日 (月)

晩秋のスペイン

Cordoba_mesquita2 先日、スペイン物語 15日間より帰国致しました。

11月のスペインは大分秋色めいて、寒くなってきておりましたが、素晴らしい天候に恵まれ、世界で一、二位を争う世界遺産の多い国スペインが誇る遺産を沢山見てきました。スペインは光と影の国としても知られています。今回は、その光と影!イスラム時代、キリスト教時代、内戦時代とその様相も実感することが出来ました。

8世紀、イスラム教徒がアフリカ大陸からイベリア半島へ渡る為に遥々超えてきたジブラルタル海峡。とても天気に恵まれたので、ヘラクレスの柱と呼ばれる地中海、大西洋、アフリカ大陸とイベリア半島の景色を展望した時、「ここが・・・イベリア半島のイスラム発生の地でもあるんだ」と、歴史の流れを感じました。アンダルシアの中心であるグラナダでは最後のイスラム王朝の宮殿アルハンブラ宮殿を見て、ムデハル様式と称されるそのアラブの建築力を肌で感じました。

Cordoba_mesquita コルドバのメスキータ(イスラム教寺院)やセビリヤのアルカサルなど、キリスト教時代にあってもその素晴らしさが時代を超えて認められるアラブ建築の素晴らしさ、壮麗さを味わいました。特筆すべきは壁面や柱を飾る美しい文様です。アラベスクが用いられたムデハル様式の真骨頂と言えるでしょう。

また、このツアーではスペインの三大画家、ベラスケス、エル・グレコ、ゴヤの絵を沢山堪能することが出来ました。トレドではエルグレコ三昧、マドリッドのプラド美術館では、ゴヤ、そしてベラスケスの作品を。その他、ピカソやダリなど、スペインを代表する画家の絵を沢山味わうことも出来ました。

今回何より印象に残ったのが、チンチョン、そしてアビラ、セゴビアにて雪のスペインを味わうことが出来たことです。例年この時期に雪が降る事はめったにないのですが、今年は私達が訪れた前後に期間冷え込みが例年より厳しかったようです。肌寒い紐ありましたが、中世の町の姿が残る町で、白く染まる風景は、とても感慨深いものでした。

Madrid_christmas そして、田舎の町を訪ねてというツアータイトル通り、チンチョン、トルヒージョ、カセレスなど小さな町を自分達で自由に散策をし、長閑な町の雰囲気を楽しむことが出来ました。
そして、最後に訪れたマドリッドでは、クリスマスのライトアップが始まっていました。幾つかの広場にはクリスマスマーケットが作られ、寒さに負けずに町の人々も活気づいており、また、各国からの観光客でどの町も賑わっておりました。

キリスト教文化とイスラム教文化、それに加えて日の沈まぬ大帝国と謳われた大航海時代の栄華などスペインの多様な魅力を満喫した15日間でした。一度は必ず訪れたい国、スペイン。どうせ訪れるのであれば、日にちをかけてその多様性をご堪能下さい。(深澤亜紀)

|

ユーラシア旅行社の西欧・南欧情報」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。