2009年1月13日 (火)

革命50年。キューバを感じる旅

Lc08_1  2009年1月1日、革命から50年の節目を迎えたキューバ。
先日この国で年始を迎えるツアーより帰国しました。

島をバスで移動するとよくわかる、舗装状態があまりよくない道路。
路傍でヒッチハイクの車を求める人・人・人…。
すれ違う車はクラシックアメリカンカー、旧ソ連や欧州製のオールドカー。
椰子の木が茂る。サトウキビ畑が延々と続く車窓の景色。

Lc08_2 革命から50年の節目を迎えたキューバ。
ゲバラ他多くの革命戦士たちは既に他界し、フィデルらは老いてしまった。
節目、というのはあくまで数字の上での話で、この国の人々の暮らしぶりは依然複雑で、見るからに豊かになったという様ではありません。
アメリカとの関係は変わろうとしている。
国のあり方も刻々と変化している。
コロニアル様式の町並みのところどころは修復のため埃が舞っているのに、
観光客のために並べられたゲバラのプリントのTシャツ、絵葉書、ラム酒を売る人々の顔つきは変わらない気がしました。
葉巻をくゆらすおじいさんたちも、気さくに私たちに声をかけてくれ、
窓辺のおばあさんたちは手を振るとにこやかに振り返してくれました。

20世紀最後の社会主義の国
カリブ海の楽園

キューバを形容する言葉や,キューバを語る書物は数多く出版されてきましたが、
語る側の立場によって印象が全く異なるのがこの国です。
どんな先入観も覆されると訪れるたびに思わされるのです。
ガイドさんや出会う人々の価値観がさまざまだからかもしれません。

革命にまつわる史跡を辿り、50年前の人々の熱気を感じるのも、
街角にもあふれる陽気なリズムに任せて体を動かすのも旅の醍醐味の一つです。
でもそれ以上に、言葉にできない空気感や人々の存在感に圧倒されるキューバという国を体感するためだけに、ここを訪れてもいいような気がしました。

日本とは違う常識や価値観を感じる旅。それでいてどこか日本と似ている小さな島国へ。
できれば、1959年の革命がまだ続いているうちに、ぜひ足をお運びください。

(山岸青霞)

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