2009年1月 8日 (木)

アンコール遺跡の特別な見方

Blogtemplate111_2 「クメール文明徹底鑑賞 7日間」のツアーより帰国しました。上智大学学長、石澤良昭先生が現地で5日間ご案内してくださるという特別企画です。2003年末から毎年石澤先生にご協力いただき出発しているコースで、こつこつと回を重ね今回で14回目となり、初めてのカンボジアの方からリピーターの方まで多くのお客様にご参加いただきました。毎回コースの中にポイントとなる訪問地を入れており、今回はカンボジア第二の都市、バッタンバンへ宿泊して周辺の遺跡を訪ねました。まず、シェムリアップからバッタンバンへ向かう途中に立ち寄ったバンテアイ・チュマールはアンコール・トムの建立者、ジャヤヴァルマン7世が息子の為に建てたと言われています。北の砦であったと考えられ、寺院は広い環濠に囲まれておりその規模が大きいことが想像されます。まるで探険隊になったように、崩れた遺跡の中を進むと巨大な祠堂に残った四面仏があり圧倒されました。Blogtemplate222 
祠堂を囲む回廊にはアンコール・トムのバイヨン寺院の回廊のように王の軍とチャンパ軍との戦いの場面や伝説を描いたもの等、躍動感あるレリーフが刻まれて見ごたえたっぷり。中でもこの遺跡にしかないという二十二手の観世音菩薩のレリーフは大変美しく、その手のなめらかな動きが石とは思えない柔らさで表現されています。

アンコール・トムでの様子 他にバッタンバンではなかなか通常のツアーでは訪れることがない、地方色ある遺跡を訪ねました。周辺遺跡からの出土品も多く展示しているバッタンバン博物館を訪ねた際は石澤先生の下で学び現在は副館長をしているビソットさんが迎えてくれ、普段は閉められている収蔵庫を覗かせてくれたり、近くの寺にある小さな博物館へも案内してくれました。バッタンバン滞在は、今もあまり外国人が訪れていない為、不便な面も多少ありましたが地方の素朴さに触れ、改めて観光地でないカンボジアの様子を感じることができました。
旅の後半はシェムリアップへ戻り、代表的なアンコール遺跡はもちろん、今回は石澤先生に通常あまり訪れないバンテアイ・サムレなどもご案内して頂きました。アンコール遺跡はシェムリアップ、その他の地方にもまだまだあります。同行ツアーに参加し毎回多くのお客様からは、石澤先生にご案内して頂くことで、「ただ凄い遺跡だな!と思うだけでなくその背景にある当時の人々や文明、そしてそれを守っていく現在の人々のことなど、様々な方向を考えることができた。」といったご意見を頂きます。私も添乗員として、ご一緒させて頂き遺跡に対する見方が変わりました。是非、多くのお客様に一味違ったアンコールの旅をご体験頂きたいと思います。 (帯津)

<カンボジアへのツアーはこちら>

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