2009年2月23日 (月)

ベンガルタイガーを訪ねて ~世界最大のマングローブ林シュンドルボンを歩く~

 先日、「バングラデシュ歴史文化探訪とシュンドルボンクルーズ8日間」の添乗より帰国致しました。
 日本人にはまだまだ馴染みの少ない国、バングラデシュ。一体何があるのかとお思いの方も多いことでしょう。 1blogtemplate
 ところが、実際に訪問してみると、意外にも多い見どころに驚きます。たとえば、パハルプールのソマプーラヴィハーラは、8世紀に栄えたパーラ朝の仏教僧院跡で、世界三大仏教遺跡として知られるアンコールワットやボロブドゥール、バガンにも強い影響を与えたと言われています。また、バゲルハットには、15世紀にイスラム教が伝来した際に建てられたモスクが数多く残っており、今なお、人々が礼拝に足を運んでいます。今でこそ、国民の9割近くがイスラム教徒の国ですが、かつては仏教やヒンドゥー教を基盤に繁栄した時期もあり、各地に残る遺跡が往時の繁栄を物語っています。
 上記2つの遺跡は世界文化遺産に登録されていますが、本日は、ツアーの中でも特にご好評を頂いたもう1つの世界遺産、シュンドルボン国立公園についてご案内させて頂ければと思います。
シュンドルボン国立公園は、世界最大のマングローブ林として知られています。バングラデシュの国語ベンガル語で、「シュンドル=美しい」、「ボン=森」が示すように、水面に広がる緑豊かな森林が印象的です。世界に500種類以上あるとされるマングローブのうち、350種類以上がこのシュンドルボンに生育し、その中でシュンドルという種類のマングローブが最も多く生育しています。
 今回のツアーは、クルーズ船に1泊してじっくりマングローブの大自然をお楽しみ頂きました。お楽しみどころは何と言っても、小島に上陸してのマングローブ林散策!
 シュンドルボンと言えば、ベンガルタイガーの生息地としてあまりにも有名です。その姿を一目見ようと、私たちも期待に胸が膨らみます。来年はトラ年ということもあり、収めた写真を年賀状にしようと、カメラを握る皆様の手に一層力が入ります。万一のために備えて、グループの先頭と後方には、ライフルガンを備えたガンマンも待機し、気分はまるでジャングル探検隊! 4blogtemplate_3
 剣山のように突き出すマングローブの根を避けつつ、ぬかるみにうっかり足を滑らさないように注意深く森林を進んで行きます。残念ながら、ベンガルタイガーに出会うことは出来ませんでしたが、先ほど歩いたばかりと思われる足跡や、フンを発見!

 運が良ければ、会うこともできるそうですが、東京都の5倍の面積に、たった450頭しか生息していないとのことですから、会えればかなりの強運です。ガイド暦10年のガイドさんも、たった1度、高台からその姿を見ただけだそうです。 3blogtemplate_3
 ベンガルタイガーにこそ会えませんでしたが、鳥のさえずりや水のせせらぎに耳を傾けたり、水平線に沈みゆく夕日に心洗われたりと、大自然の中でのんびりとした時間をご満喫頂きました。また、伝統的なかわうそ漁を見学したり、村に上陸して島の生活を垣間見たりと、1泊2日のクルーズの旅は盛り沢山の観光が組み込まれています。2blogtemplate 
 知られざるアジアの秘境、バングラデシュ。皆様も一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。豊かな自然や歴史深い建造物、素朴な人々皆様を迎えてくれるでしょう。運が良ければ、ベンガルタイガーにも出会えるかもしれませんよ!(兼井)

≪バングラデシュへのツアーはこちら≫

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コメント

シュンボルドンへ行かれた方のお話を初めて読みました。
ドキドキしました。実際にトラが出たらドーシヨー!!!と。
私は1974年からベンガル・タイガーを追ってインド各地へ参りました。当時は此処はサンダバンスと呼ばれていました。仲間と一度は行きたいねーと話し合っていました。情報が無いまま歳月が過ぎ、仲間も私も老い、意欲を失いました。
でもこのような情報に出会うと嬉しくなります。
皆様もトラに遇えなくてガッカリされたことでしょう。
我が事の様に残念に存じます。

投稿: 飯塚 博次 | 2009年2月24日 (火) 00時44分

飯塚 博次様
 コメント頂きまして、誠にありがとうございます。 
 今から20年以上も前に、ベンガルタイガーを追ってご旅行されたんですね。今よりも格段と情報が少なかったでしょうから、ご旅行もずいぶん大変だったのではないでしょうか。
 さて、私たちもかなり期待して臨んだ森林散策ですが、結果は残念無念。それでもベンガルタイガーの足跡とフンをカメラに収められただけでもラッキーでした。面影すら感じられないことも多いとのこと。
 ベンガルタイガーには会えなくとも、シュンドルボンには多くの魅力が詰まっています。機会がありましたら、ぜひ足を運んでみてください。

投稿: 兼井 友理 | 2009年2月24日 (火) 20時51分

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