2009年2月12日 (木)

パイネの本性(パタゴニア、チリ)

Photo1  先日、「アンデスの名峰とパタゴニア悠々ハイキング」から帰国しました。途中天候が崩れることもありましたが、後半の晴天続きや、偶然の連続など、総合的にとてもラッキーなツアーとなりました。日本からしてみると訪問地のどれもがまさに最果ての地と言えるパタゴニア。もちろんそれだけ移動距離はありますが、そこには別世界が待っていて、それだけ感動の大きいツアーになることは間違いありません。

Photo2  今回の旅では快晴の中でのアンデス最高峰アコンカグアの雄姿に始まり、ハイライト中のハイライト「ペリト・モレノ氷河」では大規模な崩落を目の当たりにし、パイネ国立公園ではパイネの山々をくっきりと見ることもできました。オトウェイ湾では漁へ向かうペンギンたちのパレードに何回も連続して出会い、時間がいくらあっても足りないくらい・・・中には20羽以上のマゼランペンギン達が一列に並び行進する光景も・・・
 特に今回感動したのは、チリ・パタゴニアのパイネ国立公園でした。到着して次の朝、辺りは雲に覆われているものの、パイネの山々はくっきりと見ることができる天気。氷河湖の作り出す幻想的な色と雪を頂いたパイネの山々には感動せざるを得ません。そして翌日は快晴となり、なかなか見ることのできないパイネの塔(トーレス・デル・パイネ)を同時に3本見ることができました。アズール湖畔にたたずみ、のんびりと見るパイネの山々はどこの景色も及ばない、感無量のひと時となりました。
 ツアーの最後には正真正銘の「世界最果ての地」ウシュアイアに到着。背後にはアンデス山脈がすぐそこまで迫り、目の前にはビーグル水道が!本当に最果ての地だと実感する場所です。そこから本当に地球の裏側にある日本へ「世界の果てスタンプ」と共に絵葉書を出すのもロマンを感じずにはいられません。
 毎日毎日が、地球の裏側の大自然に魅了される旅!日々新たな驚きと感動をもたらしてくれるパタゴニアは一生の内に絶対はずせない場所ではないでしょうか。

(関口)

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