春到来!ニース、マントン、ヴェネツィアのカーニバル
先日、南フランスとイタリアの旅より帰国しました。
今回の旅の最大の目的はカーニバル。南ヨーロッパに訪れた春を感じながら、各地で祭典をにぎわう街を巡ってきました。
旅はまずフランスのニースから始まりました。2月でも日中の温度は14、15度くらいになり、紺碧海岸の海の色は、ため息がこぼれるほど素敵でした。
今回の旅の最大の目的はカーニバル。南ヨーロッパに訪れた春を感じながら、各地で祭典をにぎわう街を巡ってきました。
旅はまずフランスのニースから始まりました。2月でも日中の温度は14、15度くらいになり、紺碧海岸の海の色は、ため息がこぼれるほど素敵でした。
このニースのパレードは規模が大きいのが特徴的。昼と夜、2回のパレードがあり、内容も異なります。
昼は「花合戦」と言われ、たくさんの花で飾られた山車には美女が乗り、観客に黄色いミモザの花を投げ入れるのです。サーカスのような曲芸をする人や、高い竹馬で歩く人、、街は大賑わいでした。
夜の「光のパレード」は、4、5階建てのビルほどもある大きな山車がでて、迫力のパレードを行いました。まさに圧巻でした。
夜の「光のパレード」は、4、5階建てのビルほどもある大きな山車がでて、迫力のパレードを行いました。まさに圧巻でした。
ニースの東のイタリア国境近くにあるマントンでは「レ モン祭」を見学。レモンやオレンジで飾られた山車がパレードしました。ニースとは違って小さな町ですが、その分町の熱気が直接伝わってくる祭典でした。巨大なレモンとオレンジのオブジェの展示もあり、ほんのりとオレンジの香りが漂っていました。
そしてヴェネツィアへ。この街のカーニバルは、仮装が名物です。サンマルコ広場に行けば、幻想的なドレスと仮面に身を包んだ人たちに出会います。中世の貴族のようなドレスを、様々なアイデアでデコレーションした仮装の人々。気球のような風船を背負って(?)歩く人、ドレスにサイコロをたくさんつけた人、ピエロの集団、などなどの人がでて、見ているだけでも飽きませんでした。
3つの街を巡って見学したカーニバル。それぞれの街の特徴を感じながら、春の到来を祝う旅となりました。(斉藤さゆり)
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