2009年3月10日 (火)

モロッコの魅力は無限大!!

Almond 先日、モロッコ物語17日間の添乗から戻りました。
この旅行は17日間かけてモロッコを心行くまで堪能する旅行です。
この17日間はゆったりとモロッコを回るので、他のツアーでは行かない場所を回ることが出来るというのが最大の魅力だと思います。
今回はこのツアーでのみ案内する場所を織り交ぜて皆様にモロッコの魅力をお伝えしたいと思います。
また、今回はアーモンドの花が満開を迎える季節で、本当に素晴らしい旅行になりました。

Hiking アーモンドの花はモロッコではダデスという街からカラマグーナまでのカスバ街道で沢山見ることができます。
今回、満開の時期にこのカスバ街道をご案内することができました。
もともと、このカスバ街道という名前の由来ですが、土と藁などを混ぜ合わせて壁や屋根を造る作るマグレブ地方で多く見られる建築様式です。カスバそのものは「城砦」という意味があります。
赤茶色のカスバ、アーモンドのピンク、空の青、コントラストが絶妙で、皆様ただただ、余りのキレイさにシャッターを切り続けたり、見惚れていたりと、とても雅な時間が流れました。

17日間のツアーでのみご案内する場所として、マラケシュ近郊にあるトゥブカル国立公園内にあるアトラス山脈でも最高峰のトゥブカル山(4,167m)の麓の村イミリル(m)を訪れて、2時間程のハイキングを楽しみます。
天候は晴れ!絶好のハイキング日和となりました。最初の登りの30分程度はややきついのですが、それを越えると後はなだらかな道が続きます。途中にベルベルの方の集落を通りました。「サラムアレイコム!(こんにちわ)」と話しかけると、相手も「ワ、アレイコムサラム(こんにちわ)」と応えてくれます。
そのまま進んでいくと、目の前には雪を被ったトゥブカル山。本当に綺麗な光景でした。
モロッコが持つ自然の雄大さに溜息が漏れました。

17日間では、大西洋沿いにある旧市街が世界遺産に登録されているエッサウィラも訪れます。15世紀頃にポルトガル人により支配されていた街です。この街には港町として栄えていて、魚市場は活気に溢れています。ビーチではバカンスを過ごす人々。空にはカモメが気持ちよさうに飛んでいます。午後は自由時間もありますので、丁度良い広さの旧市街をご自身の足で歩くことができます。

そして、これも世界遺産に登録されているエルジャディーダの旧市街。ここもポルトガル人により支配されていた街なのです。
この街が他の街と違うのは、モスク(イスラム教)、シナゴーグ(ユダヤ教)、教会(キリスト教)が広くない旧市街に存在していることです。現在現役で使われているのはモスクのみですが、かつてはこの3つの宗教が仲良く暮らしていました。現代でも、かつてのエルジャディーダがそうだったように、宗教間の争いがなくなることを強く願います。

日本人のモロッコのイメージは大体、「砂漠」というイメージが強いと思いますが、モロッコはこんなにも様々な表情を見せてくれます!
是非ともモロッコへ行ってみてください。(高山)

モロッコのツアーはこちら

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