2009年3月17日 (火)

パルミラ遺跡でお墓参り(シリア・ヨルダン)

3 2月21日発「薔薇色のペトラと巨大遺跡パルミラを訪ねる旅 9日間」の添乗より戻りました。中東のヨルダンとシリアというと、暑いイメージがありますが、2月下旬の2カ国は日本の2月下旬と同じくらいの気温で、曇れば12度、晴れれば18度、雨なら8度。私達が到着する3日前くらいにはシリアの山には雪が降ったので、標高2800mのアンチ・レバノン山脈には山のてっぺんは白くなっていました。
ヨルダンもシリアも日本より小さい国土であり、しかも国土の大半が半砂漠。その小さく資源も乏しく思われる国には、紀元前3000年前からの遺跡、はるか昔の交易路で繁栄を現代にもイメージを髣髴とさせられる巨大で広大な遺跡、聖書に記述されている場所とあちこちに見所がある国。毎日がハイライトの日々で、どれもこれもが伝えたくなるような場所ですが、そのなかで一つ取り上げますのは、パルミラの遺跡のお墓にしてみます。

1 パルミラ遺跡にあるお墓はちょっと変わったお墓です。2種類あり、ひとつは塔型墳墓、もうひとつは地下型墳墓。前者は、その名前の通り、四角い塔の形で4階建て相当のもの。外観だけ見るとそれがお墓だとは思えません。その内部のお墓はまるでカプセルホテルのように遺体を安置できるようになっているので、一階部分だけで約80体は安置可能。まるで現代のロッカー墓地のよう!後者はその名の通り、地中に建っていた塔型とは逆で地下にあるもの。内部の構造は前者の塔型と同じ。紀元1世紀前後の時代にカプセルホテルのような内部構造のお墓を考えついたことや地下型墳墓の代表「三人兄弟の墓」はなんと、分譲レンタル墓地だったりと面白い事実のほか、お墓についていた彫刻の素晴らしさ、墓碑に「永遠の家」と刻まれていることからみる死生観など興味深いことがたくさんあり好奇心をくすぐられます。
通常観光で見る「エラベルの墓」、「三人兄弟の墓」は内部の彫刻がほとんど無い状態で、パルミラの博物館でお墓につけられていた彫刻を見ることができますが、4月から6月出発ではお墓にきれいに彫刻が残った状態でご覧頂ける「タイボールの墓」と日本の奈良大学が発掘した「ボルハ・ポルパの墓」をご覧いただけます。
見所がたくさんあるヨルダン・シリアの旅行ですが、パルミラのお墓、私は個人的に好きでお勧めのところですので、出発日限定キャンペーンのヨルダン・シリアのご旅行、是非ご検討を。4
(高橋景子)

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