2009年3月 5日 (木)

リオ・デ・ジャネイロの光(ブラジル)

001  先日、「謎の空中都市マチュピチュと南米大紀行」、リオのカーニバル特別日程の19日間のツアーより帰国しました。
 世界遺産マチュピチュ遺跡、ペルーからボリビアにまたがるチチカカ湖、哀愁の都市ブエノスアイレスやブラジルの大自然イグアスの滝、アマゾンなど南米第一級の見所を網羅した決定版ツアーに、今回は世界最大の祭典と言っても過言ではないリオデジャネイロのカーニバルパレード本選の観戦も加わったツアーでした。

002  カーニバルの本選は、リオ・デ・ジャネイロに数あるサンバのチーム“エスコーラ・デ・サンバ”の中でもトップの12チームが2日間にわたって繰り広げる白熱のパレードの優勝争いなのですが、本日は今回のカーニバル期間中ゆえに特に印象に残ったリオの街についてお伝えしたいと思います。
 リオ・デ・ジャネイロの街と言えば、ポン・デ・アスーカルやコルコバードの丘に代表されるユニークな形の岩山と海岸線が織り成す自然の景観が世界三大美港と称されます。コパカバーナ海岸には毎年大晦日に大勢の人々が隙間無く集まり、カウントダウンと打ち上げ花火で盛り上がる大のお祭り好きたちが暮らす都市としても世界的に有名です。
  しかし、華やかな観光都市としての印象と対照的に、ブラジルの格差社会をはっきりと現しているのもこのリオ・デ・ジャネイロ。海岸線のホテル街や高級住宅地からもみえる岩山には、“ファベーラ”と呼ばれるスラムが形成されています。そんな、光と闇、清と濁をあわせもつリオだからこそ、カーニバルの爆発的なエネルギーが生まれるのだと感じます。
カーニバルの期間中の夜は、パレード会場だけでなく街中がお祭り騒ぎ。地元の人たちはパレードを見るのではなく、ブロッコとよばれる、地域などから発生するカーニバルの団体に参加して太鼓を鳴らし、踊りながら、街を練り歩く。ビールやさとうきびのお酒のカクテル“カイピリーニャ”を飲みながら朝が来るまで、笑って、騒いで。疲れ果てたら昼まで眠り、昼はビーチで日光浴やビーチバレー、夜が来ればまた街へ繰り出す。カトリックの謝肉祭に由来するこのブラジルの休暇の大騒ぎは、カーニバルの週末の金曜の夜からはじまって、“灰色の水曜日”の朝まで続きます。
 コパカバーナ海岸に面した「オットン・パレス」ホテルから、カリオカ(リオっ子)達の真似をしてTシャツと短パン姿で通りに繰り出せば、カーニバル会場の外のもう一つのリオが、そこに見えてくることでしょう。ぜひ、世界一のお祭りとも言われるカーニバルパレードとともに味わっていただきたいと思います!

(佐賀)

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