2009年3月13日 (金)

カリブ海と密林の遺跡(メキシコ)

Turum  先日「メキシコ古代文明とカンクンの休日 11日間」の添乗より戻って参りました。今回はカンクンから始まり、メキシコシティに戻ってくるという日程で、まずは青い海と青い空の映えるトゥルム遺跡から始まります。

Karakurum  カンクンの南約300kmにあるこの遺跡は、カリブ海に面している遺跡でその他三方を城壁で囲まれています。この都市が建設されたのは紀元1000~1400年頃とされ、当時は「サマ(夜明け、日の出を意味する)」と呼ばれていました。それはこの場所がユカタン半島の東の最も高い所に位置し、いち早く日の出が見られることに由来します。また16世紀初頭に初めてここを訪れたスペイン人は、石垣に囲まれたこの都市を見て、故郷のセビーリャにも劣らぬ美しさを感じたとされています。
 確かにこの遺跡は他のマヤの遺跡がジャングルの中にあるのとは対照的です。美しい景色にしばし時を忘れてしまいそうです。さて、その対照的なジャングルの中にあるカラクムル遺跡も見所の一つ。2002年に世界遺産に登録され、まだそれ程、多くの観光客がいないこの遺跡は、1931年に天然のチューインガムを見つける為、空を飛んでいて偶然発見されました。まだ未開の地であるが、発見されているだけでも116碑あり、マヤ文明の遺跡の中で最も多い。紀元前300年頃からここに人々が暮らし始め、5世紀初頭に都市作りが始まったと考えられています。もともとはグアテマラ・ティカールの都市からはじき出された人々が移動し、ここに敵対するように都市を作ったようです。6~7世紀には、人口が最高5万人いたとされますが、急激な人口増加や宿敵ティカールとの戦いに敗れた事で衰退していきます。
 白い道「サクベ」を歩きながら、神殿や球技場などを見学。広い遺跡は静かで、時々、ホエザルが私達を出迎えるように鳴く他は、風の音くらい。神殿に昇って遠くの景色を見ていると、古のマヤの人達の思いを感じられそうな気がします。最後はメキシコシティーの観光。現在、メキシコの首都であるこの場所は、アステカ神話、”湖の中央の岩に生えるサボテンに蛇をくわえた鷲がとまる場所を首都とせよ”というお告げに由来し、建設されたと言われています。その為、国旗にはその図が中央に描かれています。またソカロの近くには、この創設にちなんだ像が置かれています。ここは大都市でありながら、車で1時間も走ればテオティワカン遺跡もあり、本当に見ごたえのある街です。
 
 これから時期は雨季になりますが、雨季は逆にジャングルが生き生きしてくる時期です。それも一味違った味わいがあります。是非、この機会にメキシコの風を感じてみてはいかがでしょうか?

(石井)

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