2009年3月27日 (金)

リビアの遺跡はでっかいよ

Sabrata1  先日「サハラのオアシス・ガダメスとリビア探訪12日間」のツアーより帰国致しました。
今回のツアーは地中海沿いに点在するリビアの主要な遺跡を巡る、遺跡満喫コース。リビアの北東部は主にギリシア人、北西部はフェニキア人によって造られた都市でそれぞれに見所がありますが、どちらも真っ青な海を背景に広大な遺跡が広がり、はっとするほど美しい風景を楽しめます。

Sabrata2 そのような数々の遺跡の中、今回特に印象に残ったのはリビア北西部にあるサブラタ遺跡。春のぽかぽか陽気の中、真っ青な海、黄色の野花、そして遺跡のコントラストが見事で思わずカメラのシャッターを押したくなるような瞬間が沢山ありました。長い間砂に埋もれていたという遺跡は、本国ローマよりも保存状態がいいと言われ、本当に広大。来て、見て、その地に立って初めて実感できることです。そして幸運なことに、今回サブラタ遺跡を訪れていたのは私達のグループのみ。リビアの祝日に重なり、沢山のリビア人の観光客で溢れていたレプティス・マグナの遺跡では、地元の方々と写真を撮ったりおしゃべりしたり(何語でも心は通じます!)と楽しい時間を過ごせ、それはそれで楽しかったのですが、サブラタ遺跡では、静かでゆったりとした時間を過ごすことができ、広大な遺跡を贅沢にも独占することができました。
リビアにはこのような遺跡の他にも、南部に広がる広大な砂漠や砂漠の中の湖、そしてアカクス山の岩絵など豊かな観光資源が沢山。ワンダラー、ワンダラーとしつこく言い寄ってくる客引きの姿も見られず、ゆったりと観光を楽しめます。
沢山の観光客が押し寄せる前に、是非訪れてほしい国の一つ、リビア。次のご旅行の候補にいかがでしょうか?(川井)

リビアのツアーはこちらから

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