花!花!花!~春爛漫のトルコ~
先日、「トルコ周遊とカッパドキア 10日間」のツアーより帰国致しました。
今回のツアーはまずトルコ中部に位置する首都アンカラから始まり、キノコや煙突のような形の奇岩が林立するカッパドキア。そこからはひたすら西へ移動し、イスラム神秘主義の一派メヴレヴィー教団発祥の地コンヤ、「綿の城」と呼ばれる純白の石灰棚を有するパムッカレ、古代ローマ都市エフェソスへ。さらにそこからはエーゲ海岸を北上し、ヘレニズム文化の中心として栄えたペルガモン、ギリシア神話のトロイ戦争やシュリーマンの発掘で知られるトロイ。そしてアジアに別れを告げ、フェリーにてダーダネルス海峡を渡りヨーロッパへ。最後は東西文明の十字路と呼ばれているイスタンブールへご案内するという、トルコの西側半分の魅力を10日間で存分に味わって頂くというものです。
今回トルコを訪れたのは、3月の終わりから4月上旬。まさにお花のシーズンでした。
ではどんなお花が見られるのでしょうか?
まずはツアーの序盤、カッパドキアやコンヤ。この地域には薄いピンクのアンズの花が咲いていました。その後、パムッカレ(ヒエラポリス)、エフェソス、ペルガモンなどの遺跡の敷地内には野花が咲いており、白や黄色のカモミールは絨毯の如く辺りを覆いつくし、その絨毯の中から「私が主役だ!」と言わんとばかりに自己主張をする真っ赤に輝くポピーが!これらの花々は文字通り遺跡群に花を添えていました。
そしてイスタンブール。ここは至る所にトルコの国花でもあるチューリップが咲いております。例えばバスの中からは道路の歩道や中央分離帯などの花壇に植えられたものや、観光地ではブルーモスク、トプカプ宮殿などでもご覧頂けます。そして今回特別にエミルガン公園へご案内致しました。園内には日本の童謡にある「赤、白、黄色」はもちろんのこと、ピンク、オレンジ、紫などのチューリップが!他にも色とりどりのヒヤシンス、水仙、パンジーなどもきれいに咲いていました。
今回、春のトルコを紹介させて頂きましたが、もちろん夏、秋もベストシーズンです(特に夏は暑いと感じられるかもしれませんが、日本と比べて雨も少なく、湿度もあまりありません)。ぜひ一度足をお運び下さい。(斉藤信)
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