2009年5月
2009年5月29日 (金)
2009年5月28日 (木)
2009年5月27日 (水)
愛と美の女神、アフロディーテ生誕の地 キプロスにようこそ!
先日「南北キプロス島を極める 8日間」より帰国いたしました。
キプロスという国、皆様はご存知でしょうか?まだあまり我々日本人にはなじみがなく、どこにあるの?何を見るの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
キプロスは、地中海の北東、トルコから約64キロ、シリアより約97キロ離れた場所に浮かぶ小さな島国。しかしこの小さな島国は1974年に、この地に住むギリシア系の人々とトルコ系の人々の対立により国が分裂。キプロス南部にはギリシア系の人々が多く住む南キプロス共和国があり、こちらはEUにも加盟しています。一方北部にはトルコのみが国家として承認しているという北キプロス・トルコ共和国があるのです。
南北が分断されているということから、治安や街の雰囲気についてご心配される方もいらっしゃるかと思いますが、まずはキプロスに是非訪れてみてください!その心配も吹きとんでしまうことと思います。
2009年5月26日 (火)
バヌアツ 炎噴くヤスール火山
南太平洋に浮かぶ秘境、バヌアツより帰国しました。
天国のようなビーチに神秘的なブルーホール、絶品のヤシガニ料理とバヌアツの魅力を上げればきりがありませんが、今回の旅の最大の目的は、世界で最も火口に近づくことが出来る活火山として名高いヤスール火山。
“流れ出る”のではなく“吹き上がる”溶岩を見られるというのは本当なのか!?期待が膨らみます。バヌアツは83の島々から成る島国です。目指すヤスール火山はバヌアツ共和国の島々の中で一番南から2番目にあるタンナ島にあります。首都ポートヴィラのあるエファテ島から飛行機で1時間、マリンブルーの海に面した緑の草原に着陸した飛行機を降りると、濃密な緑の香りが全身を取り巻きました。タンナ島は島の大部分が手付かずの密林に覆われ、草木で作った服を身につけ、昔ながらの生活を続ける人々も住む地です。空港を含め、コンクリートで出来た高層建築のようなものは一つもありません。のんびりとした島民の姿に心が和みます。胸を高鳴らせながら火山を目指しました。
2009年5月25日 (月)
2009年5月22日 (金)
2009年5月21日 (木)
エンジェルフォールの真下で・・・(ベネズエラ・ギアナ高地)
『明日行けるかな?』カナイマに到着すると決まって挨拶より先に出てくる私の言葉を知ってか知らずか、ガイドさんは『早起きしなきゃね!』の回答に一気にテンションが上がった。
カナイマはエンジェルフォールの観光の拠点。カラオ川のクルーズではテーブルマウンテンの中でも最大の面積、アウヤンテプイを間近かで見ることができ、その迫力を肌で感じる事が出来る。川の水量が多い時は、更に上流のラトンシート島まで行く事ができる。=(ラトンシート島ではエンジェルフォールを至近距離から見上げる展望ポイントまで行ける) 乾期から雨期に入りベストシーズンをむかえるギアナ高地。雨期が始まったばかりの5月、ラトンシート島に行く事ができるのかな?そんな不安でモヤモヤしてた頭の中はすっかり晴れわたった!!
2009年5月20日 (水)
春ならではのギリシア
この度、「ギリシア物語15日間」より帰国しました。
このツアーでは、シュリーマンの発掘で有名なミケーネ遺跡やオリンポス遺跡などのあるペルポネソス半島、内陸のデルフィ、奇岩の上の修道院が有名なメテオラ、ギリシア第二の都市テッサロニキなどギリシア本土をバスで巡り観光します。そしてエーゲ海に浮かぶ美しい島々の中でも人気のあるサントリーニ島、ロードス島、クレタ島にも立寄ります。ロードス島には1泊、サントリーニ島、クレタ島にはそれぞれ2泊しますので、ゆっくりと島での滞在を楽しむことができます。本土も島も両方じっくり堪能できる、ユーラシアでも長年ご好評頂いている定番のツアーです。
春のギリシアといえば鮮やかなピンク色の花を咲かせる「ハナズオウ」が見られる事で有名です。
2009年5月19日 (火)
「コモドドラゴンに会いました」
この度、4月29日発「コモドドラゴン探索とブロモ山の聖なる夜明けを体験する旅8日間」より帰国しました。
体長2m~3m、鋭い爪、口腔内に50種類以上のバクテリアを持ち、一噛みであらゆる動物を死に至らしめる現代の恐竜といわれるコモドドラゴン。インドネシアのコモド国立公園で保護され、自然に生息しているコモドドラゴン。バリ島からプロペラ機でフローレス島へ行き、そこから船で約3時間半でリンチャ島、約4時間でコモド島へ到着。そこで私達をコモドドラゴンから守ってくれるレンジャーと合流していざコモドドラゴン探索へ!自然に生息しているので必ず遇えるという保証はないのですが、今回はなんとレンジャー小屋の近くで遭遇!!いきなりでびっくり!その姿は想像していた恐竜というイメージもあればつぶらな瞳とのんびりしている姿には可愛さも感じました。手足を地べたにべったりつけてリラックスしている様子は非常に愛らしい。歩く姿は横から見ると大きなおなかが地面にすりそうにのしのしと。それでもよくよく見れば鋭い爪を地面に突き立て、チロチロっと舌を出しながら向かって来られたら(レンジャーがちゃんと向かってくるコモドラゴンの進行方向をさすまたで変えてくれました)迫力も感じました。トレッキングルートではコモドドラゴンの遭遇がなくとも、レンジャーが水牛や鹿、イノシシ、フライングリザードなど他の動物を見つけてくれたり、薬にもなる植物などを教えてくれながら進むので、楽しくトレッキングができました。
2009年5月18日 (月)
女帝エカテリーナの美の遺産-サンクト・ペテルブルグは芸術の都(ロシア)
360年前にピョートル大帝が拓いて以来、常にロシア史の中心で輝いてきた古都サンクト・ペテルブルグ。かの女帝エカテリーナ2世も、この街を愛し、膨大な美術コレクションを収めるため、「エルミタージュ」=「隠れ家」という名の宮殿を建てました。ロシアが世界の大国として君臨していたこのロマノフ王朝の時代は、サンクト・ペテルブルグが燦然と輝き、文化・芸術の都として華麗なる発展を遂げた時代といえます。今回の旅でも、その輝きに触れ、堪能することができました。その一部をご紹介致します。
エルミタージュ美術館といえば、世界四大美術館の一つに数えられる世界屈指の美術館。エカテリーナ2世を始め、ツァーリ(皇帝)達の膨大なコレクションが展示され、収蔵品は300万点を越えます。実際に皇帝が生活していた空間であり、宮殿の宝物の数々にも目を奪われますが、ここを有名にしているのは代々の皇帝達が収集してきた西洋諸国の画家による名画の数々です。ロマノフ朝の皇帝達は、ロシアを近代的なヨーロッパ国家とすることを目指し、そのまなざしを西欧に向け、その文化芸術を大いに取り入れんとしていました。2階にはラファエロやレオナルド・ダ・ヴィンチの貴重なイタリア美術が並びいつもギャラリーが絶えません。また、外国人観光客には、3階にあるルノワールやピカソ、マティスやゴーギャン等々の印象派のコレクションが非常に人気があります。なんだ、印象派なら日本でも素晴らしい展覧会がある…と思われるかもしれません。けれど、日本の展覧会ではいつも大変な人だかりで絵をゆっくり見られなかった…なんて経験はありませんか。ここエルミタージュ美術館は、サンクト・ペテルブルグ最大の見所の一つとして来館者は多いものの、これだけ一堂に会した巨匠の作品の数々でも、常設ですので一時に人が押し寄せるということはありません。少し待てばじゅうぶんに自分のペースで鑑賞でき、しかも日本よりもずっと近い距離で作品に接することのできるところが、私が何より好きな点です。何しろ、追加料金を払えば写真撮影も可能(09年5月15日現在)だなんて、日本ではちょっと考えられない状況ではないでしょうか。
2009年5月15日 (金)
地の果て?アルジェリアへ
先日、「ムザブの谷とアルジェリア周遊10日間」のツアーより帰国致しました。有名な歌「カスバの女」の中で“ここは地の果て、アルジェリア”と歌われている、あのアルジェリアです。地中海とサハラ砂漠に挟まれている北アフリカ、モロッコとチュニジア・リビアに挟まれた場所にあります。1954年~1962年の間に起こった独立戦争、そして1990年代の混乱の時代を乗り越え、国際社会への仲間入りを果たしたアルジェリアでは近年、外国人観光客の受け入れが始まったばかり。観光地化する前の、アルジェリアそのままの姿をご覧頂くには今がまさにチャンス!今回は、保存状態の良いローマ遺跡と、峡谷都市コンスタンティーヌの町、そしてイスラム教の教えを厳格に守り続けるムザブ族の人々をご紹介致します。
2009年5月14日 (木)
復活祭 IN ルーマニア

そして翌日は、復活祭本番。朝からは、一欠けらのパンと赤ワインを口にすることから始まります。そして「おはよう」の代わりに、「クリストス・アンビアータ(キリストが復活したね)」という言葉を交わすのです。マラムレシュ地方と言えば、可愛らしい民族衣装!この地方では日曜日のミサには民族衣装を着ることが習慣となっているので、復活祭でなくても民族衣装を着た人々に出会うことは出来ます。ですが、復活祭ならではのミサの光景があります。それはバスケット。教会の外にはたくさんのバスケットが置かれています。各々が家から食べ物を入れたバスケットを持ち寄り、礼拝後、司祭に聖水を振り掛けてもらったものを持ち帰るのです。 聖なる火、聖なる水、これは復活祭には欠かせないものです。
2009年5月13日 (水)
野生の競演!ケニアのサファリ
先日「ケニア・タンザニアハイライト」より帰国しました。このツアーはケニア・タンザニア両国の誇る野生動物を見る、動物系王道ツアーです。今回特に印象に残ったのはやはり最後のドライブサファリとなったケニアのマサイマラ国立保護区です。タンザニア・ケニアで存分にドライブサファリを満喫した私達は、幸運にも恵まれ、ライオンやゾウ、バッファロー、チーター、キリン、カバなどといった目玉の野生動物たちとは既に出会っていて、しかも接近も果たしていた。
最後のサファリの日、早朝、昼、夕方の計三回のサファリをマサイマラで予定していた我々は、朝・昼の二回を終えた時点でまだまだ満足できないといった状況だった!夕方のラストサファリを控えた皆様の狙いは絞られた!ライオンの鬣、チーター、ヒョウ!早速、野生動物のプロ、われ等がドライバーガイドに相談すると、彼らも大いに張り切り、情報収集の結果と、プロの勘を頼りに、いつもより遠くのスポットを目指すことを決定!
2009年5月12日 (火)
想像以上の美しさ?!中央アジアの春を満喫
先日、中央アジア5カ国のツアーより帰国しました。
初日にカザフスタンの大都市アルマトイに到着すると、天気はどんよりとして今にも雨が降り出しそうな天気。外の空気は冷たく、春の兆しを期待していた私たちは少々がっかりして、着込めるだけ着込み、最初の観光に出掛けたのでした。 しかし、中央アジアにも少しずつ春は訪れ始めていました。移動の道中、何気ない道端のさくらんぼやりんご、あんずなどの木々には白や薄ピンク色の花が咲き始め、草原の新緑は色濃くなってきていました。そうです。中央アジアは草原の国々でもあります。
カザフスタンから国境を越えてウズベキスタンへ向かう途中では、ぽつりぽつりと赤いポピーの花が見えてきました。「ポピーが咲いてるね」「きれいだね」と話しながらバスで走り続けていくと、道路の左右に広がる草原の中の赤がますます増えていきました。「わぁ、すごい!」「きれい!」感嘆の声が上がりました。花が咲いていなければなんともない草原だったかもしれません。思わずバスを止めると、皆様大喜びでバスを降りて、夢中で写真を撮り続けていました。その後も国境までの移動の間、満開の赤いポピーの花が一面に続き、もうすぐカザフスタンを去る私たちへの最後のプレゼントだねと話しながら、カザフスタンを後にしました。
2009年5月11日 (月)
花満開のベネルクスに行ってきました!
先日「花のベネルクス物語15日間」のツアーより帰国致しました。今回は大変お天気に恵まれ、「先週まではどんよりとした空が続いていたんですよ。」というガイドさんの言葉が信じられないくらいでした。
キューケンホフ公園のチューリップは、まさに盛りで、公園内のどこを歩いても、様々な種類のチューリップが目を楽しませてくれました。赤・白・黄色・オレンジ・ピンク・ブルー・紫…カラフルなチューリップがセンス良く植えられています。
オランダは世界最大の花市場があることで、世界的にも有名です。キューケンホフ公園の周りは、花農家さんたちのお花畑が広がっています。これはもちろん、観光客の観賞用に植えられたものではなく、花や球根を市場で売る為のものです。各色ごとにキレイに整列して咲き誇るチューリップの景色は圧巻です。なんと、路上の売店で、50本のチューリップがで5ユ-ロ(約700円)で売られていました。町の中ではもう少し高くなりますが、それでも日本と比べたら破格の値段!こんなにお手軽なお値段なので、両手いっぱいのチューリップを抱えて歩くオランダ女性の姿は春の風物詩となっています。
また、オランダでは年に1度「フラワーパレード」が開催されます。花でいっぱいに飾った車や山車に乗って、約40kmのルートを行進するのです。それぞれの山車が個性的で、観客からは拍手が自然と沸いていました。
2009年5月 8日 (金)
郷愁、木の文化。フォークロア感じるルーマニア
先日「ルーマニア周遊10日間」より戻りました。 この旅行ではルーマニアを満遍なく一周してその魅力に迫るというものです。 今回は特に北西部のマラムレシュ地方に関してレポートしたいと思います。
マラムレシュ地方は、ルーマニアの北西部にあり、 カルパチア山脈や丘陵、高原、谷、川で構成され、 のどかな田園と農業地帯の伝統が息づいている場所です。 チャウシェスク共産主義体制時代にも産業化の波にさらされなかったことがフォークロア文化(農耕文化)が保たれた要因です。 木の文化が息づき、われわれ日本人もどこか郷愁を覚えます。
バスでの移動の際には、写真のような、長閑でゆったりとした風景が続きます。 鶏も放し飼いですし、馬車、ロバ車が行き交うのもここの日常の風景です。 今回は春の訪れと共に、りんごやチェリープラムの花々が まるで桜のように咲き誇っていましたし、 目にも鮮やかな菜の花やタンポポ、 また、新緑が青々と茂っていて、爽やかな風景を毎日車窓から楽しむことが出来ました。
2009年5月 7日 (木)
自然いっぱい!イラン北西部を訪ねて
先日「イラン歴史物語 15日間」のツアーより戻りました。
ノールーズ(イランの新年)を迎えすっかり春めいており、4月下旬からは、南部の街を中心にイランの国花でもあるバラを見ることができました。
こちらのコースでは、ペルシアの原点ともいえる北西部を前半たっぷりと巡ります。
世界の半分とも言われたイスファハンや、中東3大遺跡ペルセポリスなどの印象が強い
イランですが、ペルシアの原点でもある北西部では、また異なる顔をみせてくれます。国土が日本の4倍あるという事実にも思わず納得してしまいます。
北西部では、まだまだ外国人観光客が少なく、観光地化されていないからこそ素朴な昔ながらのイランを感じることができる場所だと思います。暮らしている人々もどことなくシャイで、そしてとっても親切。国外からというより、国内に住むイランの人々が休暇に訪れることが多いようです。カスピ海近郊の町、バンダルアンザリには、水田が広がり、アゼルバイジャン国境近くでは辺りに生い茂る緑の木々に圧倒されます。
現地のガイドさんが将来カスピ海の近くに住みたいと言っていましたが、都会に暮らす人々にとって、水や緑が豊富にある場所は理想の地なのでしょうね。
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