2009年5月13日 (水)

野生の競演!ケニアのサファリ

Safaricar 先日「ケニア・タンザニアハイライト」より帰国しました。このツアーはケニア・タンザニア両国の誇る野生動物を見る、動物系王道ツアーです。今回特に印象に残ったのはやはり最後のドライブサファリとなったケニアのマサイマラ国立保護区です。タンザニア・ケニアで存分にドライブサファリを満喫した私達は、幸運にも恵まれ、ライオンやゾウ、バッファロー、チーター、キリン、カバなどといった目玉の野生動物たちとは既に出会っていて、しかも接近も果たしていた。

最後のサファリの日、早朝、昼、夕方の計三回のサファリをマサイマラで予定していた我々は、朝・昼の二回を終えた時点でまだまだ満足できないといった状況だった!夕方のラストサファリを控えた皆様の狙いは絞られた!ライオンの鬣、チーター、ヒョウ!早速、野生動物のプロ、われ等がドライバーガイドに相談すると、彼らも大いに張り切り、情報収集の結果と、プロの勘を頼りに、いつもより遠くのスポットを目指すことを決定!

そうして我等のラストサファリは少し早めにロッジを出発した!出発して最初の1時間以上は、コレといった動物達は見られなかった・・・お客様の見ると、期待はずれの様子は否めない・・・このまま何も見れずに終わったらどうしようと添乗員としては不安でいっぱいだった・・・

途中、前を走っていた車が、水溜りにはまり身動きが取れない状況になってしまった。同じグループの車が引き上げにかかるも、失敗。その車も沼地にはまってしまった。「困った時はお互い様!」サバンナの人間界の掟に従い、今度は我等がランドクルーザーの出番となった。一気に力強く引き上げ、二台とも無事沼地を越えることが出来た!助けた時は周りから大きな拍手が!いつの間にか、はまった車を助けようとする車が合計10台くらいにはなっていた。少しほっとして、人間の温かみに触れるのもつかの間、時間のロスは明らかだった・・・

その後約半分の車は我々と同じ方向へと進んだ。期待は膨らむ一方で、遂に遠くの方に黄色い影を発見!今までに何度も期待の大きさからか、黄色い石をライオンと見間違えてきた私は、今回ばかりは慎重にその黄色い影を見つめた!

Masaimara 動いた!間違いなくその黄色い小さな影は動いていた!よ~く見ると、ライオンよりスリムな体格、ガゼルではない!黄色い体に黒いぶち模様!チーターだっ!しかも三頭も居るではないか!

子供チーター二頭と、お母さんチーターだった。聞くと、お母さんチーターが子供に狩を教えているよう。子供はトムソンガゼルの群れから、赤ちゃんガゼルを見付け、狩にチャレンジしている様子。スピードで勝るスピードハンターのチーターはガゼルを捕らえては逃げられ、また捕らえては逃げられての繰り返し。あくまでもお母さんは子供の成功を見守っている。テレビでしか見ることが出来ないと思っていた情景が、今目の前で繰り広げられている。

最終的に弱り果てたガゼルは完全に捕らわれ、助けを求める鳴き声がサバンナに響き渡る。遠くのトムソンガゼルの群れから4・5頭の家族と思われるガゼルが赤ちゃんガゼルに近づこうとするも、すぐ離れの繰り返し。助けたくてもチーターを相手に助けられるはずもない事を野生の本能で知っているのだろう・・・

そんな様子を間近で見ていた我々の回りには気がつくと多くのサファリカーが群がっていた。ドライバー同時の情報伝達の早さには驚かされる。。。それもそのはず、チーターは多くの肉食獣の中でも特に発見するのは難しい動物だから。

遠くのスポットまでやってきた甲斐あって、幸運にもチーターをまた見ることができた。しかも親子の教育シーンなんて、早々見られる代物ではないのは皆様体験からも知っていた。

興奮冷めやらぬまま、ロッジへと向かう途中、午前中に雌ライオンを発見したスポットへ寄り道をしてみた。これも午前中に雌ライオン一頭のみが見れた場所で、ライオンのメスは群れを成す習性があり、今度はその群れを見れるかもしれないという、ドライバー達の研ぎ澄まされた勘からの寄り道だった。

そのスポットに到着する直前、2台のサファリカーが停まっているのが見えた。コレは何かのサインだと期待に胸を膨らませつつ近づく・・・周りには大きな動物の群れなどは見られない。長い間その2台の車は停まっている。普通の動物ではないことは容易に想像できた。

Malelion_2 ライオンだ!しかも雄!ライオンの鬣を一頭発見!その奥にまた一頭!なんとその奥にはまた一頭の合計三頭が堂々と座っている!鬣を持った雄ライオンの堂々とした姿もまたマサイマラらしい発見であった。

ハラハラ・ドキドキだったマサイマラでのラストサファリ!不安に押しつぶされそうになることもしばしばだったが、ロッジに着いた時の皆様の満足気な表情と笑顔を見て、疲れと不安は消えていった!添乗員の喜びの瞬間だった。

この時まだ、ヒョウを見ていないことに気づいていたのは、私だけだったのかもしれない・・・。 (関口 洋)

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