想像以上の美しさ?!中央アジアの春を満喫
先日、中央アジア5カ国のツアーより帰国しました。 
初日にカザフスタンの大都市アルマトイに到着すると、天気はどんよりとして今にも雨が降り出しそうな天気。外の空気は冷たく、春の兆しを期待していた私たちは少々がっかりして、着込めるだけ着込み、最初の観光に出掛けたのでした。 しかし、中央アジアにも少しずつ春は訪れ始めていました。移動の道中、何気ない道端のさくらんぼやりんご、あんずなどの木々には白や薄ピンク色の花が咲き始め、草原の新緑は色濃くなってきていました。そうです。中央アジアは草原の国々でもあります。
カザフスタンから国境を越えてウズベキスタンへ向かう途中では、ぽつりぽつりと赤いポピーの花が見えてきました。「ポピーが咲いてるね」「きれいだね」と話しながらバスで走り続けていくと、道路の左右に広がる草原の中の赤がますます増えていきました。「わぁ、すごい!」「きれい!」感嘆の声が上がりました。花が咲いていなければなんともない草原だったかもしれません。思わずバスを止めると、皆様大喜びでバスを降りて、夢中で写真を撮り続けていました。その後も国境までの移動の間、満開の赤いポピーの花が一面に続き、もうすぐカザフスタンを去る私たちへの最後のプレゼントだねと話しながら、カザフスタンを後にしました。
このポピーの花は、旅の後半でも私たちの目を思う存分楽しませてくれました。ウズベキスタンやタジキスタンでも赤いポピーを始め、黄色い菜の花、紫や青色の小さな可憐な花々が一面に咲いている光景に出会いました。
4月下旬からのこの時期は季節が春へと移り変わっていく途中なので、場所やお天気によっては少し寒かったり暑かったりと変わりやすい天候ではあったのですが、暑過ぎず寒過ぎず、遺跡巡りや町の散策など観光しやすい時でした。カザフスタン、キルギス、ウズベキスタン、トルクメニスタン、タジキスタン、5カ国それぞれの遺跡や古い街並みなども素晴らしいものでしたが、この時期にしか出会えない春の花々と出会いは予想外でした。想像以上に美しかった中央アジアの春の訪れを楽しむことができたのが何より印象深いものとなりました。(武石幸子)
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