2009年8月26日 (水)

インド・ラダックのツェチュ祭

インドのラダックのツアーより帰国しました。 ラダックはインドSpitok_gompa_7最北部ジャンムー・カシミール州に属し、チベット本土よりチベットらしいと言われ、「小チベット」と呼ばれている地域です。 
首都のデリーを出発し、眼下にヒマラヤの山々を見下ろしながら飛行機で1時間ちょっと。ラダック地方の中心地レーに到着します。ラダックは大半が標高3000m以上の山岳・高原地帯で、レーの町も標高は約3500m。真夏の蒸し暑いデリーとは違い、レーの朝は寒いくらいの風が吹いていました。
ラダックでは、チベット仏教のゴンパ(僧院)を観光することが多いのですが、今回はレーの近郊にあるタクトク・ゴンパで開催されたツェチュ祭も見学しました。
Taktok_fes_cham_4 ツェチュというのは、チベット暦での月の10日目を意味します。チベット仏教ニンマ派の開祖グル・リンポチェ(パドマサンバヴァ)の誕生、悟り、悪鬼調伏などの事蹟はいずれも月の10日に起こったと信じられていて、ツェチュはグル・リンポチェの様々な事蹟を祝うお祭りです。

タクトク・ゴンパは1750年代に建てられたニンマ派の僧院で、グル・リンポチェが瞑想したという洞窟が由来となっています。 Taktok_fes_gul_rimpoche_4
露店が並ぶ参道を通り、お堂の前庭に行くと、すでに地元の人や外国人観光客が集まってきていました。お祭りの開始時間は10時から11時の間だけど、インドらしく(?)はっきり決まっていないとのこと。見物客で会場が溢れ出してきた10時半頃、お坊さんたちがラッパや太鼓を奏でながら集まってきました。その後、お祭りではチャムと呼ばれる仮面舞踊が主に行われます。仮面を付けた僧による悪魔祓いの踊り、グル・リンポチェを招待するための踊りなどが続いていきTaktok_fes_gul_rimpoche_2_3 ます。各踊りの間には滑稽なお面を付けた僧が、見物客を茶化して笑いを誘ったり、お賽銭を集めたりしていきます。
お昼休みをはさみ、午後はお待ちかねの主人公グル・リンポチェが登場。お供に傘を差しかざされ、化身たちと共に現れました。そして、椅子に座ったグル・リンポチェにお供えが行われていきます。
お祭りはまだまだ夕方まで続くのですが、私たちは他にも観光場所があったため、ここで退散。お祭りは全部で2日間行われるのです。
こういったお祭りを見学するのもラダックでの楽しみですが、荒涼とした大地に山々が連Lekir_gompa_2 なる景色、岩山の上のゴンパで僧が静かに祈りを捧げる姿もラダックでの印象深い思い出です。何回訪れても見所の多い広いインド。インドの色々な地域を訪れてみたい方、様々なチベット文化圏を訪れてみたい方には是非訪れて頂きたい場所です。

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