“砂の海”サハラ イン モロッコ
先日 「モロッコ・サマースペシャル 9日間」のツアーより帰国しました。日々ハイライトを巡り、太陽がさんさんと降り注ぐ、真夏のモロッコを堪能してまいりました。お店の店頭には、今が旬のスイカやメロンなどの果物がカラフルに彩っていました。
北アフリカの最西端に位置し、最もヨーロッパに近いモロッコは、古くからスペイン・アンダルシアの文化とモロッコの文化が融合し、とってもエキゾチックな雰囲気。モロッコの魅力はなかなか一言では言い切れません。イスラム王朝始まりの「古き都フェズ」や、自然の要塞・穀物庫の役割も果たす、カスバ・クサールがたくさん広がる「カスバ街道」、世界遺産で保存状態の良いクサールの村「アイト・ベン・ハッドゥ」、赤い町「マラケシュ」、そして言わずとしれた大商業都市「カサブランカ」。
さまざまな魅力が溢れるモロッコですが、特に思い出に残った『サハラ』について少しお話します。今回のツアーでは、砂漠のオアシスの町メルズーガのホテルに宿泊します。砂丘をすぐ目の前に広がるサハラの中にぽつんと佇むホテル、夜は星空が広がり・・・。なんだかとてもロマンチックです。
サハラは北アフリカにある世界最大の砂漠です。面積は1000万平方キロメートルで、その広さは アフリカ大陸の3分の1を占めています。砂漠というと、皆様さらさらの砂丘を思い浮かべる方も多いでしょう。実はさらさらの砂漠は サハラ全体では2、3割程度にしか過ぎず、7割は小石が多い礫砂漠から成っています。
サハラとはアラビア語で「砂の海」といい、ラクダは「砂の船」と呼ばれています。そんなサハラで日の出を是非見ようと、まだ辺りが真っ暗の中4WDに乗って出発しました。ホテルからステーションまでは15分くらいですが、窓から空を見上げると、無数に光る星たちがきれいで、印象に残ったのを覚えています。4WDを降りてから20、30分ほど歩いて目的の砂丘ポイントまで向かいます。この辺りはもちろん さらさらの砂砂漠なので、これがなんとも歩きづらいんです!(ご希望の方は、実費にてラクダの利用も出来ます。)
一歩一歩ずぶずぶ足を埋めながら頑張って歩きましたね。ご一緒した皆様大変お疲れ様でした。結果!美しい黄金色に輝く日の出を見ることができました。風もなく、素晴らしいひと時でした。
皆様も是非、モロッコでサハラ体験を味わってみませんか?(吉田理恵)
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